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マルソウダ料理の記事 (1/1)

マルソウダのたたき

 まず、この釣れた魚の名前はソマガツオだと思っていました。
実は釣って、食べてみたかった魚です。
昨年の同じ船のイサキ釣りに乗船した時に、隣の人が
これを釣ってはリリースしていました。
私は、「もったいない」と思っていて、それください視線を送ったのですが、
無視された苦い経験がありました。

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 下船時、料金を払う時に、メインの船の女将さんに
「このソマガツオはどうやって食べたらおいしい?」と聞くと、
「これは、たたきにしたらすごくおいしい。でもね........
主人(船長)はこれを食べるとあたる。だから、火を通して
食べるのが無難.......」
「火を通すとはどんな料理?」
「サイコロ状にして唐揚げとか.........」
なんかすごく言いにくそうに説明してくれました。
あたるとはアレルギーか?と聞くと、
分からないらしく、毒素の一種とか言っていました。
だから、生で食べるなら覚悟して食べてね、
と女将さんは私に目でいっていました。
 
 驚いたことに、この日の船の釣果報告には、この魚は一切載っていません。
私以外にも釣っている人がいるにもかかわらず、
釣れていないことになっていました。
昨年、ウタセマダイで隣の人が50センチくらいのトラフグを釣っていましたが、
これと同じ扱いです。なかったことになっています。
このとき、「そのトラフグ食べるんですか?」と聞くと、
隣の人は苦笑いして、「うーんどうしよう」と言いながら、
クーラーにさっとほり込みました。

 まず、この謎の魚、「ソマガツオ」を調べることにしました。
「釣り魚識別図鑑」をもっていて、たいていの魚はこれで分かります。

【釣り魚識別図鑑】

釣魚識別図鑑-ここで見分けよう (釣り人のための遊遊さかなシリーズ)


索引で「ソマガツオ」をみてもありません。
そのかわり、「そうだがつお」がありました。たぶんこれです。
開けてみると、ヒラソウダとマルソウダがあります。
どちらかです。
見分け方として、
「背面の暗青色域と鰓蓋の暗青色域は離れる」→ヒラソウダ
「背面の暗青色域と鰓蓋の暗青色域は繋がる」→マルソウダ
これはよくわかりません。
「胸骨部は第1背鰭を越えた所で急に狭くなる」→ヒラソウダ
「胸骨部は第1背鰭を越えた所で急に狭くならない」→マルソウダ
これで、分かりました。
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「マルソウダ」です。

 食味のランクとして、上から「極」>「良」>「普」>「不」>「?」とあるのですが、
ヒラソウダが「良」
マルソウダが「普」です。
マルソウダはあまり評価はされていない、雑魚扱いになっています。
ちなみにカツオは「極」です。

 注意として「血合い肉のくせが強くてヒスタミン中毒を起こしやすい。新鮮でも生食は避けよう」とあります。
アレルギーの一種のようです。
ということは、人によっては当たるけど、平気な人は平気ということです。

 分かりました。ヒスタミン中毒、上等です。
十分に血抜きはできています。おそらく大丈夫!
やってみましょう、マルソウダのたたき。
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【こうして作りました、マルソウダのたたき】
1.頭を落として、三枚に下ろし、中骨をすいて、五枚下ろしにします。血合いは取りません。
2.皮をつけたまま、全体にあら塩を振って、しばらく置いて、少し水分を抜きます。
3.水気を抜いたさくに金串をうって、ガスコンロの直火で皮を強め、身は白くなるくらいで炙ります。
4.炙れたら、氷を浮かべた冷水につけて金串を抜き、そのままさらします。
5.冷えたら、身を切り分けます。
6.スライスしてあく抜きした玉ねぎを器に引き、その上に切った身をのせます。
7.その上から、大葉、しょうが、にんにく、ネギをスライスしたものをのせます。
8.ポン酢をドバドバと多めに振りかけて、完成。

カツオのたたきと味は、同じです。
むしろ、マルソウダの方が美味しいと思いました。
非常に美味しい。女将さんの言うとおりでした。
生にんにくとあいます。ベストマッチです。
ついつい食べ過ぎて、翌朝もにんにくの自己口臭で目覚めたくらいです。
アレルギーもありませんでした。
出る人は「じんましん」と「下痢」が出るそうです。
ちなみに家族は、こそっと、食べた息子と娘は無事。
子どもが定期試験前で勉強中なのに、なんで危ないものを食べさしたかと
怒っていた嫁はんは食べることを拒否でした。

 別に火を通す料理として、マルソウダの唐揚げを作ってみました。

マルソウダの唐揚げ

塩コショウして、片栗粉をつけて揚げるという単純な料理です。
これはパサパサして、いまいちでした。
にんにくとあうので、しょうゆ、みりんをまぜて、煮切って冷やしたたれに、
すったにんにくをまぜて、マルソウダの身を漬け込み、
これに片栗粉をまぶして揚げたらもっと美味しかったのではないかと思いました。
次やってみましょう。

 今回のイサキ釣りで釣った魚で、私が一番おいしいと思った魚はマルソウダ。
料理もマルソウダのたたきです。

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