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サンノジ(ニザダイ)料理の記事 (1/1)

サンノジ(ニザダイ)の土佐風たたき

 5枚下ろしにしたサンノジ。
どのように食べるべきか熟考の結果、
土佐風たたきにしてみることにします。
くせのある魚はこうして食べると
おいしいのではないかと思った次第です。

 つけあわせの野菜を刻んで、
大きなボールで混ぜ合わせます。
使った野菜。
・ダイコン
・キュウリ
・新玉ねぎ
・大葉
・ネギ
・ミョウガ
・カイワレ
 
 サンノジのさくをバーナーで炙ります。
白い皮下脂肪も炙ります。
バチバチと脂が焼けると
とんでもない匂いが漂ってきました。
揮発性油の臭い。
これはやられたと思いました。
ガソリンが混ざった水を
誤飲したかのような状態になってしまいました。
喉と鼻の奥にガソリンのような臭いが
留まります。
気持ちが悪くなってきました。
なんかしんどい

 がまんして料理を進めます。
刻んだ野菜を鉢に盛り、
その上に炙ったサンノジのさくを
切ってものを盛ります。
上から、おろしショウガ、ポン酢を
かけて出来上がり。
刻んだニンニクも別皿で添えます。

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完成です。

 家族はおいしいと言ってくれました。
「くさくないか?この魚はくさいと言って、
捨てる人がいる魚やねん」
というと、「そんなことない、おいしい」と。

 私は味はよく分からなかったです。
ガソリンの臭いが首から上の内部に
充満していました。
家の中にこの臭いが充満しているのでは?と
恐れていましたが、私の体内だけのことで、
済んだようです。
実はこの翌朝もこの臭いが喉と鼻の奥に
残っていて、目覚めたとき、
非常に気持ちが悪かったのです。

 今回、サンノジにはやられました。
サンノジの体液とはらわたが漂うタイドプールに落ちたり、
ガソリン臭で気持ち悪くなったり。
でも、なぜかこの魚は憎めません。

 後日、磯釣り師 I 師からメールが来ました。
「サンコ、どーでした?」
私は返しました。
「ガソリン臭くて気分が悪くなり、
大変な思いをしました、
でも、もう一度持ち帰って料理してみたいです」
すると、
「了解しました。チャレンジャーですね」
と返ってきました。

サンノジ(ニザダイ)のあら煮

 三枚おろしにしたサンノジの小骨を
骨抜きで抜こうとしたのですが、
身が新鮮なのと、小骨が太めだったので、
抜けませんでした。
この部分を切り取り、
結局、五枚下ろしになりました。

 熱を通して味わいたかったので、
この小骨のさくを煮てみることにしました。
お試しで。
サンノジの風味を知りたかったので、だしは無し。
水にしょうゆ、みりん、酒を各適量加え、
砂糖を少量入れた中に、
小骨のさく、ゴボウ、ネギを入れ、
水から全部極弱火で落としぶたして煮込みました。

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完成です。

 非常に美味しいあら煮となりました。
ゴボウとネギにサンノジの身から出た、
だしがしみています。
サンノジの身も小骨を取りながらいただきます。
真鯛を煮つけたような身の食感と風味がしました。
これだったら、煮つけてもよかったかなあと思いました。
なぜ、ここまでくさいくさいと言われなければならないのか。
不思議でした。


このときまでは...........

サンノジ(ニザダイ)の刺し身

 磯ではらわたを抜いて、
腹の中を洗って持ち帰れば、
サンノジは食べられるという
ネット上の情報を得てから、
その機会をうかがっていました。

 それでも躊躇はありました。
今回持ち帰ったのは、釣って楽しい魚だったのと、
磯に放置されて干からびたサンノジを
数匹目撃したからです。

 とことん悪評にさらされて、嫌われ、
あげくに虐殺されて放置されている
サンノジが哀れになりました。
私がなんとかして、おいしく食べてあげよう
そう決心しました。

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皮が固く、カワハギのようにさばけます。

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皮を剥ぐと、真っ白な脂が皮の下から現れました。
これは期待できます。
おいしい魚にはこれがあります。

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三枚下ろしにしました。
見た目は真鯛に見えなくはありません。

刺し身にして味見してみます。

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 だし醤油につけていただいてみます。
味は、特においしいというわけではありませんでしたが、
ほんの少しだけ、くせを感じる、
新鮮な白身魚の刺身です。
盛り合わせで、出てきても、
違和感は感じないレベルです。
刺し身はありだと思いました。
なんでそこまで「臭い」といわれなければならないのか。
不思議に思いました。