FC2ブログ

2017年01月の記事 (1/1)

クエ

 亡くなった親父は強いアレルギー体質で、青魚や白身でも臭いが受け付けない、
鯛やアジでも食べたら即おう吐でした。
 したがって食べられる魚は限られていて、それはトラフグでした。
我が家の鍋はきまってトラフグのてっちりという贅沢なものでした。
そんな親父が新たに食べられる魚を見つけてきました。
それがクエでした。九州や関東ではアラとかモロコと呼ぶ魚です。
kue_convert_20170126194053.jpg
(あるサイトから勝手に拝借:あかんかったら言ってください)

 約40年前、大阪曽根崎新地に「吉在門」という店があって、
そこで、天然クエの鍋を初めていただき、その味に相当やられてしまったようでした。
早速家族を連れて、再来店し、子どもの私もいただきました。
あぶらは浮いているけど、非常にあっさりとして、うまみがあって、美味しかった。
天然クエはそれ以来いただいたことがありません。
偽クエは何度かいただきましたが酷いものでした。
あの天然クエをもう一度食べてみたい。
 ということで、親父の供養に今年はクエ釣りを始めてみようかと、
いろいろネットを見ていますが、道具は高いです。
 今までたくさん買った道具も転用できそうなものは何一つありません。
どうしたものでしょうか。
「@ベリーネット」というところで中古品をあさりますが、
新規会員登録に何度登録してもこちらにメールが返ってきません。
「おまえにクエ釣りは無理」
という天の声なのか。

初めての海の釣り

 初めての海の釣りは中学生のとき。
親父が海釣りにはまっていた2年間の淡路島での投げ釣りです。
真夜中の3時に起きて、西宮港から「甲子園フェリー」に乗船し、
津名の志筑港で下船し、いろいろな浜やちょっとした磯で親子で、
釣り糸を垂らしました。

 親父の創業した事業を継いだので、一緒に仕事をして、
結構激しいやり取りや衝突もあったり、
子どものころから、親父に比べて出来の悪い私は、
ずいぶんと落胆させて、
それにおいても衝突がたくさんありました。

 そんな親父も昨年末に92歳で亡くなりました。
いろいろあったはずの親父との思い出は、
なぜか淡路島での釣行でのことです。
海が好きだった親父。
やさしかった親父。

 四十九日は2月某日です。
3月からまた行きましょうか。