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2017年02月の記事 (1/1)

三重県熊野の磯釣り2017.2.25

 久々の釣行は磯釣りと決めていました。
磯釣り師 I 氏に渡船の予約をお願いしました。
熊野の渡船区では最近、40センチオーバーのグレが連日釣れていて、
おそらく、土曜日はたくさんのお客が押し寄せるだろうというI氏の予想は見事に的中していました。
2017年2月25日夜明け前には20台以上の車が港の駐車場に集結していました。

 夜中1時に到着して、車の中で仮眠をとっていた私が目覚めると横にI氏に車がありました。
こんなにたくさんの人が来ているのは初めて見た、とI氏は驚いています。
古い常連さん、主クラスの常連さんが来ているので、
我々は最後の方で呼ばれるだろう、
磯場はあまり期待できないなとI氏はさえない顔で言います。
私は、「今日こそは30センチ以上のグレを釣ってみたい」というと、
I氏は「それは大丈夫、釣れる」と断言します。

 何人いたかは差し支えがあったらいけないので、
分からなかったと書きます。2班に分けるのではというのは杞憂で、
全員乗りこみました。
6時過ぎに出発です。

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こちらは「スズコ」だけ当番が決まっていて、他の磯は競争だそうです。
I氏が常連のこの渡船は、スピードが速く、磯の船着きにきっちり舳先を押し当ててくれるので、
人気の渡船だということです。

 日の出です。スズコの東から。美しい景色です。
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 3組磯渡しした後、4番目に呼ばれました、「Iさんたち」
まだまだお客が残っているのに。
あわてて2人で舳先へ荷物をもって行くと、他のお客が荷物を渡してくれる、
というので、甘えました。

 てっきり渡されるのは、地かたの磯だと思っていましたが島の磯です。
I氏になんていう磯ですかと聞いても、何やったかな?と忘れているようです。
しかし、ここは過去に上がったことがあるということでした。
あとで調べてみると、この磯は「カモメ裏」というところでした。
ある渡船のウェブサイトにはカモメ島はA級磯であるという記述があります。
名礁マブリカ、スズコがS級でしょうから、それに次ぐ磯であるようです。

先客がいました。陸に近い方に2人。外海に向かう岬のようなところにひとり。
我々は正面に井内浦の入口が見える内海に向かって釣ることになりました。
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正面に昨年の6月に上がって、釣果がコッパグレ、コッパイスズミ各1匹だった「銚子」が見えます。
こちらには2名上がっています。

 以前自分があがったときは、そっちが釣れたということでI氏に指定された場所は、
船着きの横で、平らな岩があって釣りやすそうです。
I氏は船着きで釣ることになりました。
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当日の潮はこんなでした。
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 まず、コマセ作りからはじめました。
持ってきたのは、生オキアミ3kg1個とボイルオキアミ3kgを2個。
アミエビ1kgを1個です。
これに遠投用配合餌1袋。
I氏は「それは多いで」と言っています。
私は釣りビジョンの伝心伝承という番組で、鬼才松田稔氏が大量に撒き餌をして、
グレを狂わせるというのをやっているのを見て、それに影響を受けたとI氏に言いました。
I氏はうーんと首をかしげていました。 
仕掛けをつくって、釣りだしたのは7時過ぎでした。
道糸は2号。ハリスは2.5号。
ウキはキザクラGure circuit typeⅡの2B。
エド山口モデルです。
これは釣りビジョンの番組「大江戸釣り日記」の影響です。
小粒なウキです。
おもりは2B。
ハリスは二ヒロとって、真中に5Gのおもりを打ちました。
鈎はがまかつA1 ひねくれグレストレート6号。
付け餌は昨年12月にボイルオキアミMを選抜して、
マルキュウの付け汁「グレにはこれだ」に漬けこんで冷凍していたものです。
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 撒き餌をしますが、グレらしい魚影は見えません。
何も釣れません、あたりもありません。
そのうち、小魚寄ってきました。I氏によると小さなイワシだそうです。
8時ころ、I氏が「きたわ」といって、竿を大きく曲げて踏ん張っています。
私が自分のタモをとりだして、タモを伸ばすと、
「まだ出したらアカンで、待ってや」と怒られました。
5分くらいで浮いてきました、大きいけど魚影は白いです。
「ああ、白いわ、ちゃうわ」と大きな声で言っています。
「へダイですか」と私が聞くと、
「それではない」とエキサイトしていたI氏は急に静かな声で冷静に言いました。
私がすくって、そのままI氏の方へ横に振って渡そうとすると、
重くてよろけ海に落ちそうになりました。
「まず、柄をたぐって、自分のところへ引き上げる!」と指導がありました。
その通りにして上げることができました。
魚は40センチオーバーのイスズミでした。
まあ引き味は楽しめたし、良しとするかとI氏は納得しているようです。
いちおうキープです。
活かしバッカンに入れていました。

 そろそろ弁当船が来るでとI氏に言われ、時計を見ると8時半。
そう、私だけ、弁当を頼んでいたのです。
磯で食べる弁当はどんなに美味しいのだろう。あこがれでした。
今回、初めて頼んでみました。今までそんな余裕がなかったのです。
弁当船が来るまでになんとか釣らなくては。
焦って、仕掛けを入れますが釣れません。
仕掛けがうまく飛んでくれなくておかしいなと思っていました。

 そうこうしているうちに、弁当船が来ました。
舳先に見たことのないおやっさんがいて、「どうですか」聞いてきます。
いやあ-と首をかしげながらタモで弁当を受け取りました。
I氏によれば、仕出し屋のおやっさんじゃないかということです。
弁当はこんなでした。温かいお茶付きです。
フライはトンカツでした。
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弁当も温かかったので、食べることにしました。
平らですが少しだけ斜めの岩に座って朝食です。
座るとフローティングベストがせり上がってきて、少し不快です。
仕掛けが飛ばないとか釣れていないことも気になっているのもあって、
景色を楽しみながら、美味しい弁当というわけにはいきませんでした。
I氏から「味はどーですか?」と聞かれますが、
「こんなもんでしょう」と答えるとすぐに片付けて、釣りにかかります。

 なぜ仕掛けがうまく飛ばないか、竿を点検すると原因が分かりました。
唯一あるガイドに道糸が通っていませんでした。
インターラインの竿なので、前日に道糸を通して、リールをセッティングしていました。
その時に、リーダーがうまく通らなくて、難儀したのです。
ラインの入り口とリールの間で切断して、ガイドを通して、結び竿の中に道糸を通してみました。
しかし、道糸の結びが大きかったのか、切れてしまいました。
また、通さなあかん、憂鬱になりました。
案の定通りません。
I氏が「トラブルですか」と聞いてきたので、事情を話すと、
やったるわといって、私のリーダーで通そうとしてくれますが通りません。
自分のリーダーを持ち出してくれてやっと通りました。
「ベテランでもガイドの通し忘れって、ありますよね」と私が言うと、
「無い」と冷たく言われました。

 この後、I氏が自分のウキをとりだして、仕掛けをつくってくれました。
「見てると、ウキが小さい、比重が軽いから飛ばんねん」
付けてくれたウキはB。
ウキしたにG3のおもりをつけてくれました。
ハリスに3Gをもうひとつ付けて、仕掛けが入らんかったら、鈎の上にG5をうって。
G3+G3でBやからと教えてくれました。
ああそれは大事なことやなと思いました。
そんなことまったく知らなかったです。
そのあと、仕掛けの投げ方を細かく教わり、なんとか恰好がついてきました。
狙った所に仕掛けを投げられるようになりました。
しかし、それでも釣れません。
あたりもありません。餌が子イワシにつつかれて、じわじわと沈みます。
あわせてもかかりません。
この後、I氏は、20センチ台の尾長グレを2匹釣りました。
小さいながら、いちおう活かしバッカンに入れていました。

 船着き場の反対側で釣ってみることにしました。
少し高さがあって手前にシモリがあって、掛けてもよう上げないだろうと思いましたが、
あたりもないわけですから、あたりくらい欲しかったのです。
サラシがそれなりにあって、雰囲気があります。

もう、終盤です。
有り余る、撒き餌を、徹底的に打ちます。
イワシどころか、ボラ軍団もきました。
もうボラでもいい。釣れてくれ。
そんな気持ちでしたが、さしえには見向きもしてくれませんでした、
「もう、仕舞いましょか」I氏が言ってきました。
残念ながら13時30分納竿です。
I氏は活かしバッカンの魚をすべてリリースしていました。

 私は完ぺきなボウズでした。
見渡す限り、竿を曲げていたのはI氏ひとりでした。
迎えに来た渡船も「あかんかった」ムード満載でした。
今日はアカン日だったようです。
若干釣れている人もいたようですが。

 帰りはI氏と下北山村の「きなりの湯」で温泉につかって、
疲れをとって帰りました。

 釣れない釣りにはハマります。
3月にもう一度来たいです。熊野に。何としても。 

喪があけて

 今月末に久々の釣行予定が決まりました。
来月3月末も決まりました。
天候次第なんですが。

 じっと私を待っていただいていた方々がおられました。
釣り仲間とはありがたいものです。

 天候は良くないですが、水温はさほど低くはなっていないようです。
寒いときの魚は美味しいんです。
あこがれの寒グレでグレしゃぶ。
食べたことがないんです。
40オーバーを釣って、さばいて食べたいです。

 さあ、これからぼちぼち準備です。
仕事もがんばって片付けましょう。