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2017年06月の記事 (1/2)

イガミ(ブダイ)の煮つけ

 熊野の磯で釣れたイガミを
煮つけにしてみました。
昨年夏のイガミの煮つけは少々磯くさい煮つけに
なってしまったので、
今回は昆布をひいて、しょうがをひとかけ入れて、
冷たい状態から落としぶたをして弱火で煮てみました。
薄味です。

完成です。
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今回はくさみは無く、おいしい煮つけでした。
和歌山のイガミファンの方々から
合格をいただけた出来だったのではないでしょうか。

アイゴの一夜干し

 熊野の磯で釣れたアイゴを
さばきます。
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どでかい白子が出てきました。
山陰ではアイゴの白子や真子を
煮て食べるらしいのですが、
私は白子嫌いなので捨てます。

 三枚下ろしにすると、
真鯛のような身ができました。
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少しだけ薄造りにしていただいてみました。
煎り酒につけてみると、濃い味です。
おいしいです。

 
オカモト 業務用ピチット 32R(32枚ロール)


 ピチットシートに包み、冷蔵庫で一晩おきます。
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 翌日、取りだして、

煎酒(いりざけ) 大 煎り酒

少なくなった水分を少しだけ煎り酒を塗って足して、
塩を微量ふって焼きました。

レモンを絞っていただきます。
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おいしい焼き魚です。
淡泊な味ですが、魚のうまみは十分あります。
夏らしいさわやかな料理となりました。

焼く前に煎り酒で水分を足さないで焼くと
少しだけ磯くささを感じました。
煎り酒はくさみを消し、魚の旨みを引き立ててくれます。 

フエフキダイのムニエル

 フエフキダイの食味の評価は、
ネットで検索しても、もうひとつ低く、
これも磯魚の宿命なのでしょうか。
 
 真子で臭味を確認していたので、
臭い消しをしながら熱を入れる料理をしてみることにしました。

 フライパンにオリーブオイルとにんにくをひとかけ入れ、
冷たい状態から熱します。
熱してきて、にんにくの風味がオイルに移ったら、
にんにくを取りだします。
塩コショウしたフエフキダイの三枚おろしの身を
皮から焼いていきます。
焼いている途中、磯くさい匂いが漂ってきました。
サンノジのことを思い出し、
少し焦りました。

 表裏焼いたら、料理酒を入れて、
蓋をして、蒸し焼き気味にします。
本当は白ワインでするべきだったのですが、
用意がありませんでした。

 熱が通ったら、
そこへバターとしょうゆをまわし入れます。
なじんだら、取りだし、
残り汁で、茹でたブロッコリーとまいたけを
ソテーして、焼いたフエフキダイと一緒に皿に盛ります。
盛れたら、上からレモンを絞りました。

 完成です。
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 塩が効きすぎて少しだけ塩辛いムニエルとなりましたが、
家族には好評でした。
磯くさい匂いは消えていました。
この料理がいちばん先になくなりました。
いちばんおいしかったのでしょうか。
食味がいまいちな魚は、
こうして食べると良いのかもしれません。

フエフキダイの真子の煮つけ

 熊野の長門島で釣れたフエフキダイ。
さばいてみると、真子が出ました。
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 3匹とも雌で抱卵していました。
普段は食べないのですが、
ひょっとして珍味かもしれないので冒険してみました。

 清酒に漬けます。臭い抜きです。
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 みりん、酒、しょうゆ、砂糖を
各適量入れて煮てみました。
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完成です。

 恐る恐る食べてみると、
匂います。
磯くさいというか泥臭い。
ひと切れで、あきらめました。
我慢したら、食べられないことはないレベルです。
しかし、残りは捨てました。
冷えてくると、磯くさい匂いが漂います。
良い勉強になりました。

三重県熊野の磯釣り2017.6.17

 国道169号線をひた走り、
熊野に到着したのは、8時過ぎ。
鬼が城で休憩し、地磯で底物釣りを
している若い人と話したりして、
渡船の港に到着したのは9時過ぎでした。
磯釣り師 I 氏と約束したのは10時。
少し時間があるので、
港の続きの地磯で肩慣らしのフカセ釣りをしてみました。

シマアジの子?
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ベラですか?
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 その他、体高のある小アジやフグが釣れました。
釣り始めの20分は活性がよかったのですが、
そのあとなにも釣れなくなりました。
ふと見ると、I氏が堤防で手を振っています。
切りあげて、支度することにします。

 半夜便なので、11時集合です。
I氏は今日はイサキの大きいやつを
狙いたいと言っています。
イサキのタナはウキしたどれくらいですの?
と聞くと、分からんといって首を振っています。
さてどうなるのか。

 11時過ぎには、我々以外に5人のお客が集合していました。
カゴ釣り師、ルアーマン、フカセ師と多士済々です。
11時30分渡船は出港しました。
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 マブリカにルアーマン、フカセ師を降ろしました。
船は東へ進みます。
ほどなく、我々が呼ばれました。
地磯に近い島です。
まず、I氏が南側の先端に下ろされました。
20m離れた西面に私が降ろされました。
I氏にここはなんていうとこですか?と
聞いても、分からん、初めて上がったと言います。
私はバッカンから熊野の磯図を取りだし、
見てみると、ここは長門島という磯でした。

 今回も、固定ウキです。
はじめての試みですが、あたりウキをつけ、
やってみたいと思います。

タックルはこんなでした。
竿  シマノラフィーネ1.2号500
リール ダイワインパルト2500H-LBD
道糸 バリバストリビュート3号フロートタイプ
ハリス サンラインスーパートルネード2.5号 3ヒロ
ウキ 釣研とばしウキM キザクラあたりウキJ2
ハリ オーナー速手グレ5号

ハリスと道糸を直結して、
ハリスにウキを入れました。
ハリスにはりこみ小次郎の6号を入れます。
ウキ下は2ヒロで始めます。
刺しえはボイルL。
撒き餌はボイルLに海水を入れたもの。
配合剤、集魚剤は無しです。

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撒き餌を撒いてもなにも浮いてきません。
第一投であたりがあり、
釣れました。
お初の魚。
フエフキダイです。
30近い大きさ。
次に釣れたのはコッパ尾長。
手に取ろうとすると鈎はずれで、
逃がしてしまいました。
すぐにあたりはなくなってしまいました。

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 井内浦側に竿を出してみました。
餌取りがいます。
こいつを釣ってやろうと磯際でがんばってみますが、
なかなか釣れません。
根気強くやっていると釣れました。
フエフキダイでした。
こいつが餌取りのようです。

右側のサラシと
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左側のサラシ。
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サラシに挟まれた正面。
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ここら辺の磯際をしつこくせめてみました。
しかし、グレの姿はありません。

 沖向きにウキを流していたI氏は、いろいろ釣っていました。
アイゴ、イガミ、カワハギ、オオモンハタ。
そして、41センチのイサギを釣り上げました。

 I氏は私に固定ウキはやめて、深めのウキしたでウキ誘導で
釣るよう言ってきました。
 私も目の前で大きなイサギを釣られたら、
そうせざる得ません。
仕掛けを作りなおしました。
沖目を左から右へウキした4ヒロで流してみました。
なかなかあたりはありませんでしたが、
アイゴ、イガミを釣りました。

17時30分。
I氏が「そろそろ片付けましょか」と
言ってきたので納竿です。

渡船が迎えに来ました。
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長門島とお別れです。
今度は南の先端で釣らせてください。
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釣果です。
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アイゴ35と32。
イガミ26。
フエフキダイ25と24と21.5.
以上でした。
ふたりともにグレの釣果はありませんでした。
グレは沖に帰ってしまったのでしょうか。
他のお客さんもグレを釣った人はひとりもいないようでした。

 I氏の大きなイサギで渡船のお客は
かなり盛り上がっていました。
I氏の知り合いの常連さんが、
「ナガト正解やったなぁ」と言っていました。
マブリカもスズコも結構な人が上がっていましたが、
釣果はもうひとつ思わしくなかったようでした。

 帰りはきなりの湯で疲れを癒し、
大阪へ帰りました。

次回は船釣りにいきたいと思います。
I氏と意見が一致しました。
あと、ひと雨降ると、伊勢湾口でイサキが
釣れ始めるはずです。

尾長グレの味噌漬け

 熊野の磯で釣れた尾長グレ。

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すべてコッパなのですが、しめている時点で、
これは味噌漬けにしてやろうと決めていました。

 えらと内臓を取ります。
ノドグロならぬハラグロです。

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 漬ける味噌です。
味噌、みりん、酒、砂糖を各適量混ぜて、
作りました。
味噌は
吟醸みそ秀麗「鳥海山」
有限会社マルイチしょうゆみそ醸造元

というもので、ネットで魚を漬けるのは
絶対これ!という記述を見たからです。
嫁はんに、
「この味噌は魚を漬けるためにわざわざ秋田県から
取りよせたんや」というと、
心底あきれたという顔をしていました。

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 パッドに並べて、一晩ラップして、
冷蔵庫で寝かせました。

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 翌日、弱火でじっくり焼いて、
完成です。

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 非常に美味しい味噌漬け焼きとなりました。
尾長グレと味噌はあいます。
食べた人すべてが高評価。
魚は頭と骨だけになっています。

また 「鳥海山」という味噌もすぐれものでした。
おいしい味噌です。
味噌汁も作ってみましたが、
関西にはない風味の味噌汁。
これは中毒性があります。
ほとんど味噌を使ってしまったので、
また秋田県に注文しました。

三重県熊野の磯釣り2017.6.9

 20時過ぎに大阪を出発し、
国道169号線をひた走り、
三重県熊野市の渡船乗り場の港に着いたのは、
0時過ぎ、途中トンネル工事の通行止めで、
足止めを食ったりしました。
道中やけにお月さんの灯りが明るくて、
後で調べたら満月でした。
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 寝るには寝たのですが、
車中に蚊が入ってきたり、
自分のいびきで目が覚めたりで、
寝られたのは1時間ほどでしょうか。

 午前4時集合なので、
3時過ぎから支度をします。
4時過ぎに集まったのは、
4人のグループと底物師か上物師か不明の常連さん、
と私の6名でした。

 出港前、常連さんに
「今日この渡船はは当番ですか?」
と聞くと、
「2番」と返ってきました。
この常連さんはスズコに上がりたいと
渡船の船長に言っているとのことです。
「上がれると思うけど、当番とかちあっても、
今日は人が少ないから上がれると思う」といっています。
私は、今日はひとりなので、船長にお任せです。
今日は4時54分干潮で11時57分満潮です。
上げ潮で釣ることになります。

 4時20分、船は出港しました。
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 当番のよその渡船はマブリカにつけます。
それを見た船長は東へ東へ船をつき進めます。
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 船はスズコに向かいます。
船長がまず、常連さんに声をかけました。
続いて、五人の若いグループ。
地元民でしょうか、船長は「君づけ」で呼びました。
6人は無事、渡礁しました。

 船は私ひとりを乗せて、スズコを離れます。
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西へ西へ走ります。
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なんか、箱島に上がったことを思い出しました。
胸が重くなりました。
マブリカならうれしいけどと思いながら
景色を見ていると、
井内浦の沖で減速しました。
カモメ島に近づきます。
船長は、カモメ島の西側、「カモメ表」というポイントに
打ちつける波を3分ほどじっと見続けていました。

 船長は決断したようです。
「ここは尾長がウキ下ヒトヒロ半で喰ってくる。
磯際でやってみて、だめなら沖目を狙ってみて」
といってきました。
ここはカモメやねと聞くとうなずきます。

 無事、渡礁しました。
船着きは、カモメ表と反対の裏側の先端近く。
船長の指示に従って、表へまわります。
表に着くと、船長は船上から細かくポイントの位置を
指示してくれました。

 ここはちょい高場です。
波が打ち寄せ、目の前に大きなサラシが広がります。
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 渡船が去ると、
私はやる気全開で、「よし、やるぞ!」
と叫びました。
この島には私以外誰もいません。

 今回の釣りは、この本で読んだウキ固定でやってみることにしました。

森康人のグレ/絶対フカセ主義 (別冊関西のつり (75))


 船長の指示もヒトヒロ半なので、本の内容と合致します。
固定ウキ仕掛けで、あたりをしっかりとって、
30センチ以上の尾長グレを獲ってみたいと思います。

 船長が尾長狙いと聞かされたので、
大型尾長が喰ってきても対応できるタックルで
やるべきだと考えました。
タックルはこんなでした。

竿  シマノラフィーネ1.5号500
リール シマノ レマーレP5000DHG
道糸 バリバス トリビュート4号フロートタイプ
ハリス サンラインスーパートルネード2.5号 1.5ヒロ
ウキ キザクラ D-Flatz74 P-B
ハリ がまかつ ひねくれグレストレート 5号

ウキを楊枝で止めて、
うきしたをヒトヒロ半+αにします。
サルカンの上におもりBを取りつけ、
ハリスにはおもりなし。
刺しえはボイルオキアミM
撒きえはボイルオキアミMを解凍し、
海水で浸しました。
集魚剤は無し。

 4時50分、始めます。
磯際で撒き餌を撒いてみます。
サラシが大きくて海中は見えません。
磯際に投入しますが
払い出しが強く、磯際から沖へ押し出されます。
第一投で何かかかりました。
餌取りです。
巻きあげて、手に取ろうとした瞬間バレました。
アジです。
バラして、刺しえをつけていると、
岩にあたって砕けた波しぶきを頭上から大量に
かぶりました。
ずぶ濡れです。
今日はこの後これが2回ありました。
さらしが大きくて、ウキがよく見えません。
5時30分ごろ
なんとなくかかってきたのが、
尾長グレのコッパでした。
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こいつはしめて持ち帰ることにします。

 サラシが荒くて仕掛けが入っていない
気がします。
餌取りが増えてきました。
小魚です。波間が透けてたくさん見えます。
えさをつつかれます。
6時過ぎ、ここで、「ハリコミ小次郎」という
通しおもりをハリスに入れました。
4号です。
仕掛けが安定したのか、
ここから、コッパ尾長の入れ食いです。
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 引きはそこそこあるけど、おもしろくない。
サラシの先端や、しもりっぽい場所を狙ってみますが、
釣れてくるのはコッパ尾長ばかり。

 8時を過ぎたころ、
弁当船が来ました。
仕出し屋の関係者はおられず、
船長のみです。
「どう?釣れた?」と聞かれたので、
「コッパ尾長ばっかり」というと、
「沖目も狙ってみて」と言われました。
「やってみます」と答えました。

 弁当は肉野菜炒め弁当でした。
冷たいお茶付きです。
つけあわせは、もやし酢のもの、なすの引き肉炒め中華風、
おから、漬物です。
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非常においしい。
慣れてきたのか、
今回は景色を見ながら弁当を楽しめました。

 コッパばかりながら、20オーバーと、
鈎を呑んで瀕死のコッパはしめてキープしています。
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沖の潮目まで投げてみますが、
あたりが減り、釣れてもやはりコッパ尾長。
ウキしたを変えてみます。
ヒトヒロ半から2ヒロにしてみます。
すると、尾長に似た、イスズミが釣れました。
25センチはありました。
茶色の便が肛門付近にまとわりついています。
引きがよかったので、期待したのですが。
リリースです。その時、手に便がつきました。
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このあと、2ヒロ半にしたりして、
ウキ固定でやってみますが、
20センチ半ばのイスズミがあと2匹釣れました。
ウキ下をヒトヒロ半に戻します。
尾長グレが舞い上がって喰いついてくるはず。
今日は渡船の船長のアドバイスを信じて、
やってみることにしました。

 しかし、このあとも釣れるのはコッパ尾長のみでした。
今日はこれを30匹以上は釣ったではないでしょうか。
10時50分、仕掛けが絡んだのを機に納竿です。
スズコやマブリカで経験したぶち切られは、今回なかったです。
サンノジもいませんでした。
今回初めてウキをひとつも無くしませんでした。
これは嬉しいことです。

 船着きで渡船を待ちます。
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 渡船が迎えに来ました。
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 カモメとお別れです。
またいつか、上がらせてください。
スズコに上がった1人+4人は通しのようで、
私ひとりの帰港となりました。
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 本日の釣果。
尾長グレ17~23センチを7匹持ち帰りです。
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 帰り際、船長に状況を説明しました。
「つい先日、あそこで40近い尾長が釣れたけどなあ」
ということでした。
まだまだ私は未熟です。
「また来ます」と港を出発しました。
30分で下北山村のきなりの湯に到着し、
温泉に浸かって疲れをとり、
大阪へ帰りました。
今度こそ、40オーバーのグレを釣ってみたいものです。

井内浦(いちうら)を訪ねてみた

 一度、訪れて見たかった、
三重県熊野市にある井内浦に来てみました。
熊野の渡船区は二つの半島で構成され、
その半島に挟まれた湾が井内浦なのです。
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 ここは小さな湾というか大きな入江で、
誰も住んでいません。
公園と、ダイビング用の建物だけがあります。
ここは昭和四十年代に、
中部電力熊野原子力発電所が
計画されたところで、
ググればたくさん出てくるのですが、
地元で賛成反対の闘いがあって、
結局、反対派が勝利し、
原子力発電所は建設されませんでした。
東南海地震の被害が想定されるこの場所で、
もし、建設されていたら、
今頃、再稼働させてオネガイとかいっていたのでしょうか。
本当に、日本という国は懲りない国だと思います。

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海岸はゴロタ浜です。
ゴロタに入れないよう、
擁壁のような長い堤防で囲われています。
降りる手段、設備がありません。
明らかに浜に侵入されることを拒んでいます。
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釣りもできません。
もし、自分が当時の熊野市民で、
原発建設に賛成か反対か迫られたら、
やっぱり反対したでしょう。
しかし、私も商売人ですから、
目の前に、大金を積まれたら、
どう転んでいたか、分かりません。
転ぶなら三千万より上くらいでしょうか
「これで楽になる」
と、賛成していたかもしれません。
お金というのは本当に怖いものだと思います。
熊野の人々はよくぞこの自然を守っていただきました。
原発が建設されていたなら、
私も釣りに訪れることもなかったでしょう。
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公園があって、ステージもありました。
誰もいない公園。
売れない漫才師がステージで練習するのに
最適なのではと思いました。

井内浦への侵入道路の途中、
興味深い看板を目にしました。
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「磯釣り注意」
磯釣りするなら注意してやってくださいという
意味なのでしょうか。
5台ほど車が駐車されていました。
「名古屋」「なにわ」「岐阜」のナンバー。
私も車を置いて入ってみました。

つきあたりは小さな駐車場です。
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磯図があります。
この駐車場から歩いて地磯へ行くのでしょうか。
奥へ歩くと、また看板です。
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亡くなった方がおられるのでしょう。

この先はクモの巣があって、
人が通った形跡がありません。
ふと、途中にあった分岐点を思い出しました。
ここです。赤いリボンの目印。
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この細い道は足跡がありました。
駐車していた車の主はこの細い獣道を
重い荷物を背負って、磯へ降りて行ったのでしょう。
それにしても磯までかなり距離があります。
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俺には絶対無理。
渡船料金が安く思えます。

尾長グレの土佐風たたき

 突然釣れた尾長グレ。
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さばいてみました。

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胃袋にはボイルオキアミが
パンパンに詰まっていました。
2匹とも、同じような状態です。
これでよく喰ってきたものです。

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あらかじめ、2匹ともさばいていました。
いろいろやってみたかったのですが、
サンノジを先に手をつけてしまい、
ガソリンのにおいで、
体調不良となってしまいました。
結局、尾長グレもやっつけで、
2匹とも同じようなたたきにしてしまいました。

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完成です。

 私は例のにおいで気分が悪くなっていて、
このたたきの味はよくわかりませんでした。

 家族の評価は、
サンノジのほうがおいしいということでした。
こんなたたきばかりだったら、
飽きますね。
尾長グレのたたきは半身分ほど残って、
捨てていました。
ちなみにサンノジは完食でした。
もったいないことをしたものです。
これもサンノジにやられましたね。

サンノジ(ニザダイ)の土佐風たたき

 5枚下ろしにしたサンノジ。
どのように食べるべきか熟考の結果、
土佐風たたきにしてみることにします。
くせのある魚はこうして食べると
おいしいのではないかと思った次第です。

 つけあわせの野菜を刻んで、
大きなボールで混ぜ合わせます。
使った野菜。
・ダイコン
・キュウリ
・新玉ねぎ
・大葉
・ネギ
・ミョウガ
・カイワレ
 
 サンノジのさくをバーナーで炙ります。
白い皮下脂肪も炙ります。
バチバチと脂が焼けると
とんでもない匂いが漂ってきました。
揮発性油の臭い。
これはやられたと思いました。
ガソリンが混ざった水を
誤飲したかのような状態になってしまいました。
喉と鼻の奥にガソリンのような臭いが
留まります。
気持ちが悪くなってきました。
なんかしんどい

 がまんして料理を進めます。
刻んだ野菜を鉢に盛り、
その上に炙ったサンノジのさくを
切ってものを盛ります。
上から、おろしショウガ、ポン酢を
かけて出来上がり。
刻んだニンニクも別皿で添えます。

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完成です。

 家族はおいしいと言ってくれました。
「くさくないか?この魚はくさいと言って、
捨てる人がいる魚やねん」
というと、「そんなことない、おいしい」と。

 私は味はよく分からなかったです。
ガソリンの臭いが首から上の内部に
充満していました。
家の中にこの臭いが充満しているのでは?と
恐れていましたが、私の体内だけのことで、
済んだようです。
実はこの翌朝もこの臭いが喉と鼻の奥に
残っていて、目覚めたとき、
非常に気持ちが悪かったのです。

 今回、サンノジにはやられました。
サンノジの体液とはらわたが漂うタイドプールに落ちたり、
ガソリン臭で気持ち悪くなったり。
でも、なぜかこの魚は憎めません。

 後日、磯釣り師 I 師からメールが来ました。
「サンコ、どーでした?」
私は返しました。
「ガソリン臭くて気分が悪くなり、
大変な思いをしました、
でも、もう一度持ち帰って料理してみたいです」
すると、
「了解しました。チャレンジャーですね」
と返ってきました。