一度、訪れて見たかった、
三重県熊野市にある井内浦に来てみました。
熊野の渡船区は二つの半島で構成され、
その半島に挟まれた湾が井内浦なのです。

ここは小さな湾というか大きな入江で、
誰も住んでいません。
公園と、ダイビング用の建物だけがあります。
ここは昭和四十年代に、
中部電力熊野原子力発電所が
計画されたところで、
ググればたくさん出てくるのですが、
地元で賛成反対の闘いがあって、
結局、反対派が勝利し、
原子力発電所は建設されませんでした。
東南海地震の被害が想定されるこの場所で、
もし、建設されていたら、
今頃、再稼働させてオネガイとかいっていたのでしょうか。
本当に、日本という国は懲りない国だと思います。

海岸はゴロタ浜です。
ゴロタに入れないよう、
擁壁のような長い堤防で囲われています。
降りる手段、設備がありません。
明らかに浜に侵入されることを拒んでいます。

釣りもできません。
もし、自分が当時の熊野市民で、
原発建設に賛成か反対か迫られたら、
やっぱり反対したでしょう。
しかし、私も商売人ですから、
目の前に、大金を積まれたら、
どう転んでいたか、分かりません。
転ぶなら三千万より上くらいでしょうか
「これで楽になる」
と、賛成していたかもしれません。
お金というのは本当に怖いものだと思います。
熊野の人々はよくぞこの自然を守っていただきました。
原発が建設されていたなら、
私も釣りに訪れることもなかったでしょう。

公園があって、ステージもありました。
誰もいない公園。
売れない漫才師がステージで練習するのに
最適なのではと思いました。
井内浦への侵入道路の途中、
興味深い看板を目にしました。

「磯釣り注意」
磯釣りするなら注意してやってくださいという
意味なのでしょうか。
5台ほど車が駐車されていました。
「名古屋」「なにわ」「岐阜」のナンバー。
私も車を置いて入ってみました。
つきあたりは小さな駐車場です。

磯図があります。
この駐車場から歩いて地磯へ行くのでしょうか。
奥へ歩くと、また看板です。

亡くなった方がおられるのでしょう。
この先はクモの巣があって、
人が通った形跡がありません。
ふと、途中にあった分岐点を思い出しました。
ここです。赤いリボンの目印。

この細い道は足跡がありました。
駐車していた車の主はこの細い獣道を
重い荷物を背負って、磯へ降りて行ったのでしょう。
それにしても磯までかなり距離があります。

俺には絶対無理。
渡船料金が安く思えます。
三重県熊野市にある井内浦に来てみました。
熊野の渡船区は二つの半島で構成され、
その半島に挟まれた湾が井内浦なのです。

ここは小さな湾というか大きな入江で、
誰も住んでいません。
公園と、ダイビング用の建物だけがあります。
ここは昭和四十年代に、
中部電力熊野原子力発電所が
計画されたところで、
ググればたくさん出てくるのですが、
地元で賛成反対の闘いがあって、
結局、反対派が勝利し、
原子力発電所は建設されませんでした。
東南海地震の被害が想定されるこの場所で、
もし、建設されていたら、
今頃、再稼働させてオネガイとかいっていたのでしょうか。
本当に、日本という国は懲りない国だと思います。

海岸はゴロタ浜です。
ゴロタに入れないよう、
擁壁のような長い堤防で囲われています。
降りる手段、設備がありません。
明らかに浜に侵入されることを拒んでいます。

釣りもできません。
もし、自分が当時の熊野市民で、
原発建設に賛成か反対か迫られたら、
やっぱり反対したでしょう。
しかし、私も商売人ですから、
目の前に、大金を積まれたら、
どう転んでいたか、分かりません。
転ぶなら三千万より上くらいでしょうか
「これで楽になる」
と、賛成していたかもしれません。
お金というのは本当に怖いものだと思います。
熊野の人々はよくぞこの自然を守っていただきました。
原発が建設されていたなら、
私も釣りに訪れることもなかったでしょう。

公園があって、ステージもありました。
誰もいない公園。
売れない漫才師がステージで練習するのに
最適なのではと思いました。
井内浦への侵入道路の途中、
興味深い看板を目にしました。

「磯釣り注意」
磯釣りするなら注意してやってくださいという
意味なのでしょうか。
5台ほど車が駐車されていました。
「名古屋」「なにわ」「岐阜」のナンバー。
私も車を置いて入ってみました。
つきあたりは小さな駐車場です。

磯図があります。
この駐車場から歩いて地磯へ行くのでしょうか。
奥へ歩くと、また看板です。

亡くなった方がおられるのでしょう。
この先はクモの巣があって、
人が通った形跡がありません。
ふと、途中にあった分岐点を思い出しました。
ここです。赤いリボンの目印。

この細い道は足跡がありました。
駐車していた車の主はこの細い獣道を
重い荷物を背負って、磯へ降りて行ったのでしょう。
それにしても磯までかなり距離があります。

俺には絶対無理。
渡船料金が安く思えます。
2017/06/07 (水) [旅]
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