FC2ブログ

井内浦(いちうら)を訪ねてみた

 一度、訪れて見たかった、
三重県熊野市にある井内浦に来てみました。
熊野の渡船区は二つの半島で構成され、
その半島に挟まれた湾が井内浦なのです。
IMG_0732_170527.jpg
 ここは小さな湾というか大きな入江で、
誰も住んでいません。
公園と、ダイビング用の建物だけがあります。
ここは昭和四十年代に、
中部電力熊野原子力発電所が
計画されたところで、
ググればたくさん出てくるのですが、
地元で賛成反対の闘いがあって、
結局、反対派が勝利し、
原子力発電所は建設されませんでした。
東南海地震の被害が想定されるこの場所で、
もし、建設されていたら、
今頃、再稼働させてオネガイとかいっていたのでしょうか。
本当に、日本という国は懲りない国だと思います。

IMG_0736_170527.jpg
海岸はゴロタ浜です。
ゴロタに入れないよう、
擁壁のような長い堤防で囲われています。
降りる手段、設備がありません。
明らかに浜に侵入されることを拒んでいます。
IMG_0741_170527.jpg
釣りもできません。
もし、自分が当時の熊野市民で、
原発建設に賛成か反対か迫られたら、
やっぱり反対したでしょう。
しかし、私も商売人ですから、
目の前に、大金を積まれたら、
どう転んでいたか、分かりません。
転ぶなら三千万より上くらいでしょうか
「これで楽になる」
と、賛成していたかもしれません。
お金というのは本当に怖いものだと思います。
熊野の人々はよくぞこの自然を守っていただきました。
原発が建設されていたなら、
私も釣りに訪れることもなかったでしょう。
IMG_0743_170527.jpg
公園があって、ステージもありました。
誰もいない公園。
売れない漫才師がステージで練習するのに
最適なのではと思いました。

井内浦への侵入道路の途中、
興味深い看板を目にしました。
IMG_0755_170527.jpg
「磯釣り注意」
磯釣りするなら注意してやってくださいという
意味なのでしょうか。
5台ほど車が駐車されていました。
「名古屋」「なにわ」「岐阜」のナンバー。
私も車を置いて入ってみました。

つきあたりは小さな駐車場です。
IMG_0749_170527.jpg
磯図があります。
この駐車場から歩いて地磯へ行くのでしょうか。
奥へ歩くと、また看板です。
IMG_0750_170527.jpg
亡くなった方がおられるのでしょう。

この先はクモの巣があって、
人が通った形跡がありません。
ふと、途中にあった分岐点を思い出しました。
ここです。赤いリボンの目印。
IMG_0751_170527.jpg
この細い道は足跡がありました。
駐車していた車の主はこの細い獣道を
重い荷物を背負って、磯へ降りて行ったのでしょう。
それにしても磯までかなり距離があります。
IMG_0754_170527.jpg
俺には絶対無理。
渡船料金が安く思えます。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック