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三重県鳥羽市石鏡の船釣り午後便_2017.6.27

 午前便のイサキ釣りを終えて、
港に着くと、磯釣り師 I 氏が待っていました。
イサキをおすそわけする約束をしていたので、
私の釣果が気になっていたようです。
しかし、「なんとかツ抜け」という釣果は
微妙で、特にコメントはありませんでした。

 午前と同じメインの鳥羽エリアの釣り船です。
午後便はウタセマダイ釣りです。
私が未熟物で迷惑がかかるといけませんので、
釣り船名は秘密です。

 港のいけすでウタセエビを積み込むと、
船は出港しました。12時30分でした。
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 お客は我々ふたりのみ。
I氏は私の隣、左舷トモに釣り座を構えました。
今回の活きえさのウタセエビは
サイズが大きめで、元気です。
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 天候があやしくなってきました。
霧が出て、どこを走っているのか
よくわかりませんでしたが、
神島の南、10km沖にアンカーを降ろしました。
おそらく、ここは「鯛の島」というポイントです。
かかり釣りです。

タックルはこんなでした。

竿:がまかつ がま船 真鯛ハイパースペック300
電動リール:シマノ フォースマスター800
道糸:PE2号200m リーダーフロロ6号を3m結ぶ。
仕掛け:(船支給)胴付き仕掛け、幹フロロ6号、
エダスフロロ5号1.5m、間隔1.5mステ糸0.5m真鯛鈎12号3本針
錘:5号→10号→20号→10号→5号

潮はこんなでした。
IMG_1063_170627.jpg

 13時過ぎ、釣り開始です。
潮が流れていないので、
船長の指示で、錘は5号で始めました。
水深は30m。
錘が軽いので流されます。
40mで底が取れました。
あたりがないです。
I氏も「あかんなぁ」といっています。
今は干潮です。
13時半ごろ、まず小さなカワハギが釣れました。

 14時前、ククッとあたりがあり、
あわせるとこれは真鯛の引きです。
27センチの真鯛でした。
ここらへんでアイフォンの調子が悪くなり、
画像はありません。
I氏はチャリコが釣れました。
活性が悪いようです。

 船長が少しだけ潮が流れだしたので、
錘を10号に替えるように言ってきました。
I氏はステ糸を2mに替えて、仕掛けを上にする
というので私もそれに倣いました。

 14時20分ごろ、雨が降り出しました。
キンギョ(サクラダイ)が連続して、かかります。
いちばん下の鈎です。
いちばん下と下から2番目(真中)の鈎が
餌取りに取られていちばん上が残ってくるのが
ちょうど良いと船長はいつも言っています。
今はちょうどそんな感じでした。

 14時40分のことでした。
仕掛けをひっぱったりして誘っていると、
突然、ひったくるような大きなあたりが来ました。
あわせると、竿が突っ込みます。
がまかつの真鯛ハイパースペックという竿を
使い始めて、2年以上たちますが、
この竿が胴から曲がるのを初めて見ました。
I氏が「これは大物や、落ち着いて、あわてず」
といってタモを持ってきました。
いつの間にか、船長も私の後ろにいます。
「タモは自分がするから、Iさんは釣って」と
I氏からタモを受け取り、私の横に来ました。
時々、ドラグ効いて逆転します。
魚が休んだ時にリールを巻き取ります。
ドラグの調整はちゃんとやっていました。
熊野の沖磯マブリカでサンノジとやり取りした
時よりかなり強い引きです。
竿の胴に載せるよう45度の角度で竿を突き出していると、
船長が竿尻を下腹に持ってくるよう言ってきました。
その方が竿の性能を引き出せると。

 やりとりの間、私は興奮して、
いろいろしゃべっていたような気がします。
「こいつは50オーバー間違いない」
「新記録や、やっと50オーバーの真鯛が釣れる」
船長もI氏も黙って聞いていました。

 やりとりは、5分くらいだったでしょうか、
ようやく真鯛が海面に浮いてきました。
船長が道糸をたぐって、さっさとタモですくってくれました。
大きな鯛です。
いちばん上の鈎です。
少しのんでいました。
鯛の歯にエダスがかかっています。
噛み切られるところでした。
IMG_1095_170627.jpg
65センチありました。
真鯛の自己新記録です。
しかし、これでは大鯛とはいえないサイズです。
船長の反応もあっさりしたものでした。
レギュラーサイズやろということなのでしょうか。

 15時30分過ぎたころでしょうか。
ますます潮の流れが強くなり、
錘を20号にしていました。
それでも、水深が30mなのに、100mも流されていました。
活性はよくありません。
なにもかかりません。
いつも釣ってるI氏も良いサイズの真鯛を釣っていません。

 私にまた、重いあたりが来ました。
海底に重く引かれるような。
あわせると、ずん、ずんと生体反応があります。
これも竿が曲がりますが、
明らかに真鯛ではありません。
I氏に大きなゴミかも。
と言ってみましたが、海ガメかもしれないと
思いました。
尾びれがある魚ではないのは確実でした。
大物がかかると、
必ずどこからともなくやってくる船長は、
姿を現しません。
まあ、分かっていたのか、これは無視されました。

 これも5分ほどやりとりして、
海面に浮いてきたのは真黒なエイでした。
体幅は1m以上あります。
尻尾に毒針があるから、怖いとI氏に言うと、
I氏はうまいことエダスだけを切ってリリースしてくれました。
エイとおさらばです。
結局、仕掛けが絡んでしまったので、
取り替えようとしていると、
船長から場所を変えると放送がありました。

 10分以上走りました。
着いたところは、石鏡沖。
石鏡の観光ホテルの窓がはっきり見えます。
100mもなかったのではないでしょうか。
こんな岸近くでウタセマダイするのは初めてです。
I氏はこんなとこ?という顔をしています。
17時前でまだまだ満ち潮の流れはきついです。
錘20号で仕掛けを流します。
水深30mですが、100m以上流れていきます。
仕掛けを自作に替えました。
幹糸フロロ5号でエダスをシーガーグランドマックスFXの3号で1.5m、
鈎をオーナーPEウタセ10号の3本針。
ステ糸を2mとりました。
活性が悪い時に、強い糸で細めのエダス、軽くて小さい鈎で
やってみたかったのです。

 船長は、「ここは潮が緩んだら喰ってくるから」と
断定的に言いました。
潮が緩むまで、しばし辛抱です。

 18時30分過ぎて、いよいよ潮が緩んできました。
船長が来て錘を10号に替えるよう言ってきました。
そして、I氏の竿で、我々にある「誘い」を実演して教えてくれました。
「こうやって、仕掛けがなじんだころに喰ってくる」と。
私はこれを
「竿立てて、ぴしゃん」
と勝手に名付けました。

 この誘いは初めて教わりました。
江戸時代から続く伝統釣法である、
ウタセマダイ釣りの誘いはいろいろとあるようですが、
これが船長が生み出したものか、
昔からあるものかは、分かりません。

 私は、これを船長からの秘伝として、
ここで「竿立てて、ぴしゃん」のやり方を詳しく書くのは、
やめておこうと思います。

 始めるとすぐに、27センチの真鯛がかかりました。
「竿立てて、ぴしゃん」したあとしばらく待ってからです。

 19時前、「竿立てて、ぴしゃん」のあと様子を見ていると、
ひったくるようなあたり、まあまあの引きです。
上がってきたのは48センチの真鯛でした。
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 この後、潮がとまり、錘を5号に替えました。
暗くなり、竿先も見えにくくなっています。
あたりが分かりにくい。
餌取りのような微かなあたりにあわせると、
真鯛の引きです。
しかし、残念ながらばれました。
これが2回ありました。
船長によると、潮がとまると、
真鯛のあたりも小さくなるということです。
今回は65センチの真鯛が釣れたことよりも、
この夕まづめ、ばれた2回の小さなあたりが印象的でした。
ウタセマダイ釣りはその日によって事象が
すべて異なります。
相当に奥深い釣りです。
まさに、
「釣れた真鯛に答えは無い」
ということなのではないでしょうか。
19時40分、納竿です。

 港に帰ります。
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 自己最長の真鯛が釣れたので、
I氏に記念写真をお願いしました。
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今回はさすがに疲れて、
生活苦のおばちゃん、みたいな顔だったので、隠します。
これでも中学生の時はファンクラブが
あったくらいの美男子だったのですが、
さすがに疲れと年には勝てません。

疲れ過ぎて、I氏にイサキを渡すのを忘れてしまいました。
本日の釣果です。
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マダイ65センチ

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マダイ48センチ

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マダイ27センチ2匹、カワハギ21センチ

 帰りは疲れていたので、
伊勢道、新名神、名神で大阪まで帰りました。
途中、新名神の土山SAで1時間半寝てしまい、
大阪にたどりついたのは、23時半を過ぎていました。
 今度こそ、大鯛を釣ってみたいものです。 

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