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三重県鳥羽市石鏡の船釣り貸切便_2018.5.16

 ある繋がりのグループで釣行することになり、
私が世話役として、段取りすることになりました。
船釣りがリクエストだったので、いつもお世話になっている
三重県鳥羽市石鏡の釣り船にお願いしました。

 釣りものをどうするか?というのが問題でした。
前回の釣行時に船長と協議しました。
この日は大潮で初体験者が混じるメンバーでは、
ウタセマダイでは難しい。
アジ釣りも考えたのですがこの周辺では釣果があがっていない。
結局、船長の提案で、潮が流れない時間にウタセマダイ。
潮が流れだしたらヒラメ釣りということになりました。
ヒラメはシーズンが終わっているのですが、
実は船のいけすに活きイワシが30匹いて、
足らずは私が玉城ICの旭屋という餌屋で活きイワシを買っていくことになりました。
活きえさでマダイとヒラメを狙うという何とも贅沢な釣行です。

 玉城ICの旭屋で7匹¥1000の活きイワシを21匹仕入れて、
石鏡に着いたのは8時半。
グループのメンバーは誰もいません。
堤防に上がって海を見るとなぎ。風はない。
もやがかかって神島が見えません。
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駐車場ではまだ、町をあげてのひじき干しの真っ最中でした。
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 メンバーも到着して、タックルの準備をしていると、
9時10分に船長が軽トラに乗って登場です。
「えらい早いなあ」というと、女将さんがひじき干しの作業をしていて、
我々が集まって待っていると連絡してきたということです。
 9時40分、予定より20分早く、メンバー総勢6名を乗せた貸し切り便が出港しました。
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 タックルを持ってきたのは2名。あとの3名は私のタックルを貸しました。
ウタセマダイの仕掛け付けや説明であわただしい時間を過ごし、
私が竿を出せたのは、ポイントに到着して、皆が釣りだして20分たった11時前でした。
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タックルはこんなでした。

竿:シマノ ライトゲーム CI4+ モデラートTYPE64 H210
リール:DAIWA 17 タナセンサー 400
道糸:ラインシステム ウタセ真鯛6号(フロロ6号)200m巻く

仕掛け:(船支給)胴付き仕掛け、幹フロロ6号、
エダスフロロ5号1.5m、間隔1.8m真鯛鈎12号3本針
錘:40号→30号→20号
ステ糸:0.5m

 始めますが、何もあたりません、釣れません。
同船者をいろいろフォローしなければならなかったので、
ずっと置き竿でウタセマダイしていました。

 落ち着いてきたので、今日しかやれないことを早速やってみることにしました。
貸切なので船長からは「好きにしたらいい」と言われていました。
置き竿の竿先をちらちら見ながらですが。
まず、鯛ラバをやってみます。
専用竿「炎月」にフォースマスター300の電動リールを付けて
数投やってみましたが何も反応がありません。

 すぐに初心者S氏に鯛ラバタックルを「やってみ」と渡して、
次のやってみたかったことに移ります。
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レマーレⅤ竿にレマーレ5000リールを付けて、
道糸ブラックストリーム3.5号にハリスとしてフロロ5号2ヒロを直結びにして、
先に鯛針12号を結び、完全フカセで流してみます。
餌はウタセエビ。
ごそごそやりだした私を胡散臭そうに見ていた船長が
「完全フカセするならトモからやらな、釣りにならんぞ」
と言ってきました。
私の場所は右舷ミヨシ。
「しゃあないやん」という表情をつくって船長を無視し、餌を流します。
餌は流されて行きますがあたりはありませんでした。
次は自分で買ってきた活きイワシを付けて流してみます。
イワシは行きたいように泳がせるつもりですが、
なかなかラインが出て行きません。
これを釣りビジョンで高橋哲也さんがやっていたのです。
サワラかブリでも喰ってこないかと思っていました。

 右舷胴でウタセマダイをしていた初体験者W氏に何か掛ったようです。
「おお、ついに初ヒットか」と私は竿を置いて、助け船に向かいます。
巻き上げて上がってきたのは「イワシ」でした。
操舵室から見ていた船長が「イワシ?おかしいなあ」と言いました。
私はすぐに気がつきました。
「これは俺がフカセで泳がせてたイワシや」
すると、船長はあきれた顔で窓から顔をひっこめました。

 完全フカセはうまくいきません。
元来じっくりやるべき釣りでこんな時にする釣りではなかったのかも。
いずれにしてもまたやりたいと思える釣りではありませんでした。

やってみたい釣りがまだあります。

 カタリナというルアー竿に初心者のころに訳も分からず買った
でかいスピニングリールを取りつけました。
PE4号を300mくらい巻いて、ショックリーダーとしてフロロ7号を2m結んでいます。

 こいつにイワシそっくりのルアーを付けて船首から投げます。
これはさすがに、改めて船長から許可を取りました。
黙ってうなずくだけでしたが。
何投か投げます。
思ったほど飛びません。
気持ちいいだろうと思いましたが、たいしてそうは思えません。
ライントラブルとかあって、すぐに飽きてきました。
当然あたりもありません。

 そうこうしていると、船長が、私の置き竿を指さして、
「かかってるぞ」と言ってきました。
11時40分過ぎです。
あわてて、釣り座にもどり、巻きあげると小鯛でした。
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 マダイの時合が来たようです。
たまにですが他のメンバーにもマダイがかかりました。
私はまた置き竿で他のメンバーの助け船に行っていると、
また置き竿に掛りました。
12時を過ぎたころでした。
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少しだけサイズアップのマダイです。

 それからあたりはなくなりました。
13時30分。仕掛けを上げて、ヒラメ釣りに向かいます。

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タックルはこんなでした。

竿:シマノ ライトゲーム CI4+ モデラートTYPE64 H210
リール:DAIWA 17 タナセンサー 400
道糸:ラインシステム ウタセ真鯛6号(フロロ6号)200m巻く

仕掛け:(市販)エダス90センチ、トリプルフック、丸セイゴ鈎。
1本針仕掛け捨て糸50センチで錘60号指定。

 ヒラメ釣りは釣れそうなので気合が入っていました。
しかし、他のひとのフォローが忙しくて、自分が竿を出せたのは、2投目からでした。
最初のポイントは水深30mまあまあイワシが逃げ回ります。
フィッシュイーター魚が見に来ているようです。
しかし、なかなかアタックしてきません。
何度かポイントが、変わりました。
隣の初体験者W氏にアドバイスを送りながら、イワシを泳がせていました。

 14時20分でした。
やっと喰い込んで来て、一匹釣りあげました。
それほどのサイズでもなかったので、抜きあげます。
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40センチありません。

 次のポイントで前触れなく突然、喰ってきました。
これは船長がタモ入れしてくれました。
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40センチをかろうじて越えています。

 次のポイントではイワシにまとわりつくヤツがいました。
送ったり、上げたりしていると喰いついてきました。
ワニゴチです。
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39センチ。
隣のW氏がうらやましそうにこちらを見ています。
同じレベルの左舷ミヨシのS氏はすでにヒラメを1枚釣りあげていました。
流し釣りなので操舵室から出にくい船長が私に言ってきました。
「彼は何も釣っていないからなんとか釣らしてやりたいなあ」
私もそう思っていたので、再び置き竿にして、彼をフォローすることにしました。
まず、力説したことは、イワシの投入です。

 「喰い気のあるヒラメはいちばん先に降りてきたイワシに興味を持って、
それに執念深くまとわりつく。あとから降りてきたイワシは眼中にない。
だから、これは同じ船に乗ってるどうしのイワシ落とし競争やねん。
船がポイントに近づくとエンジン音が変わる、
そこからおもりと鈎をつけたイワシを両手に持って手すりの外へ出して構えて、
船長の合図「ハイ、どうぞ」の「ハ」で投入するんや」と。

 私は、W氏が投入するのを見て、5秒くらいおいて遅らして落としました。
すると、W氏が「釣れた」と言います。
タモ入れは私がしました。
35センチ程のヒラメですが、W氏は嬉しそうな顔を見せてくれました。
 すると船長が「かかってる」と私の置き竿を指さします。
置き竿でヒラメを釣ったのは初めてです。
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40センチには届きませんでしたが3匹目です。

 次のポイントではW氏が一匹目と同じサイズのヒラメを釣りました。
「凄いやんか、最初のヒラメ釣りで二匹釣ったのは、俺なんか最初と二回目のヒラメ釣りはボウズやったで、一匹も釣れんと鳥羽から大阪までひとりで車運転して帰ったときのむなしさ、いうたらホンマないで!」
私は漫談師のようにひとり語りしていたような気がします。

 楽しい時間はあっという間に過ぎます。
みんなまあまああたりがあって、1匹から2匹は釣っていました。
16時前に最後のひと流しにしましょうということになりました。

 さすがに最後なので、W氏に遠慮することなく、
素早く「ハイどうぞ」のハで投入していました。
イワシの様子を感じていると。
船長が操舵室から顔を出して言ってきました。
「彼のリールはドラグの調整ができてないんじゃないか?」
私はW氏の方を向いて、
「Wくん、リールのドラグ調整のダイヤルをな、カチカチいうやろ、それをゆるめろ」
すると船長が、
「そんな初心者が分かるわけないやろ、行ってやったれや」
私はW氏の元へ行き、ドラグの調整をしました。
戻るときに思い出しました。
「そういやぁ 俺も巻き上げたときにドラグ締めたままやんか」
操舵室から顔を出す船長に言うと釣り座に戻ると同時に
ドラグ調整のダイヤルに手をかけたときのことでした。

 突然、竿先が垂直に海面に突き刺ささります。
あわてて、リールのハンドルに手をかけた瞬間。
切られました。
「あああああ」っと船長が言って、「ドラグが○●○◎×。。。。。」とかなんか言っています。
巻き上げると、ハリスの親子鈎の部分がありません。
「今のは大物やったなあ.....」思わず呻きました。
かつて経験したことのないヒラメのあたりでした。
「呑まれて、ハリスが歯にかかって切られたんや」と船長にいうと。
「違う!!!ドラグを締めたままやから切られたんや、簡単な話や」
私が仕掛けを変えてもう一度やろうとすると、
「もう片付けろや!」と言われてしまいました。
16時納竿です。
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港に帰ります。
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釣果はこんなでした。
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マダイ 28センチ、26センチ
ワニゴチ 39センチ
ヒラメ 42センチ 38センチ 37センチ

 大物をばらすとばらした本人以上に悔しがる船長には、
この後何度か小言を言われました。
「あの大物を釣ってたら、今日はいい日になったのに.........」etc
もう二度とドラグ調整を忘れることはないでしょう。
良い勉強になりました。
失敗を繰り返しながら釣り人は成長します。
参加者みんな何か釣れて、楽しい釣行となりました。
貸切料金¥120,000を支払い、無事大阪へ帰りつきました。

 探見丸ではベイトが表層や底付近で見られるようになってきています。
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前回の釣行時に浮かんで動かんやろと船長が言っていた石鏡のジギング船も動き出しているようです。
水温も18度まで上がりました。
次はイサキが釣れ出したら来てみたいと思いました。
午前イサキ、午後ウタセマダイの通し。
黄金カードです。

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