FC2ブログ

三重県熊野の磯釣り(半夜便)2018.6.27

 梅雨が明ける前に熊野の磯に行かないと、
餌取りがわいて、40オーバーのグレを釣るチャンスが遠のく。
仕事と天候の様子を見ながらチャンスをうかがっていました。

 はれて27日水曜日に熊野へ出発しました。
波浪はさほどでもないですが10m以上吹くという予想が気になっていました。
半夜便は出るということなのでなんとかできる磯には、
上げてもらえるでしょう。

港について、堤防に上がると、晴れていますが、
けっこうなうねりが打ち寄せていました。
風は心配したほどではありません。
RIMG1866_1017.jpg

潮はこんなでした。
IMG_2226.jpg

 半夜便のお客は、私と若いルアー師のふたりきりです。
聞くと地元民で、ロックフィッシュ狙いだそうです。
「ここはヒラマサが回ってきたりしますか?」と聞くと、
「状況次第では回ってくるけど滅多にない」ということでした。

渡船の船長から、
「今日は風裏で、どこになるかは出てみて決める」
と言われました。想定内です。
 
 11時15分渡船は港を出港しました。
RIMG1867_1119.jpg

 マブリカには隣の港の渡船が先につけました。
RIMG1870_1121.jpg

 渡船は、まず、大和島とカモメ島の水道を通りぬけます。
船長が私に合図しました。
以前に上がったことのある「銚子」です。
船着きは少しだけ上がりにくい岩ですが、
無事渡礁しました。
若きルアー師を乗せた渡船はスズコへ向かって行きました。

「銚子」はこんな磯でした。


 この磯には2016年の8月にひとりで上がりました。
おおよそ2年ぶりの渡礁です。
釣果はコッパグレ1匹リリースだったのですが、
船長にはコッパ数匹リリースと嘘をついた思い出の場所です。

 磯に上がったとたん、10m以上の突風に吹かれて、よろけました。
カモメと大和の水道が、真南になっていて、
その方向から南風がまともに吹いてきます。
「どこが風裏やねん」と ぼやきながら準備しました。

 どこで竿を出すかです。
銚子は2か所で竿が出せます。
船着きと北側の高場です。
確か高場が上物のポイントで船着きは底物のポイントだったはずです。
高場でメイチダイを釣ったというブログを読んだことがあります。
高場に行ってみると、凄い風に吹かれました。
海に落ちそうです。
諦めました。船着きで釣ります。

タックルはこんなでした。
■竿  がまかつがま磯 マスターモデルII 口太 Mタイプ
         ↓
    シマノ ベイシス1.7号530
■リール ダイワインパルト2500H-LBD MSTバラサンハンドル
         ↓
      シマノ BBXレマーレP5000DHG  
■道糸 サンライン松田競技スペシャルブラックストリーム2.25号
     同上 2.75号
■ハリス サンライン トルネード松田スペシャル競技ハリス ブラックストリームマジック 2.25号→2.75号
■ウキ キザクラIDRディアジーコレッサB→同3B→
      キザクラ17’GTR L00号→キザクラIDRディアジーコレッサB
■ハリ がまかつ ひねくれグレ5号→同6号→オーナーサスガグレ7号→ひねくれグレ6号
■ウキ下 3ヒロ(ハリス1.5ヒロ)→全遊動(ハリス10m)→3ヒロ(ハリス7.5m)
■はりこみ小次郎 7号→8号

撒き餌はこんなでした。
ボイルオキアミL1.5Kgを2角。
生オキアミL1.5Kgを1角。
以上をダイワの4倍グレという集魚剤と混ぜました。
風が強くて、集魚剤を入れないと撒けないと考えました。

刺し餌は、ハードコート生オキアミとボイルオキアミから拾いました。

準備しながら、時々撒き餌を撒いていました。
何も浮いてきません。
まだ、餌取りは少ないのか。
準備に30分以上かけて、第一投です。
ウキB、ウキした3ヒロからスタートです。
するといきなり、シューっとウキが沈みこみました。

コッパです。
いきなり2年前の釣果に並びました。
RIMG1871_1219.jpg
リリースです。

潮はあて潮。こっちへ緩く流れます。
サラシはさほど出ないです。
若干右から左へ。
満ち潮の流れが強くなると右にいったり、左に行ったりふらついていました。

 そして、絶え間なく、強い風に吹かれていました。
南風は力強い、そう感じました。
道糸が、風に吹かれて、仕掛けが入りません。
鈎が岩に引っ掛かったり、道糸とハリスがもつれたり、
釣りになりません。
トラブルのたびに、
釣りさしてくれー!」と絶叫していました。
周りには誰もいません。
 しかし、これも修行です。こんな状況でもできるようになるべきです。
竿先を海中につけたりして、なんとか道糸を操作しながら仕掛けを送り込みます。
すると嫌いな魚が釣れました。
ササノハベラです。リリース。
RIMG1872_1233.jpg
底の魚。水深は浅いのでしょうか。
なんとなく餌取りが浮いてきました。
仕掛けを回収して餌が残ってきたことは一度もありません。
餌取りは相当いるようです。
するとまたもコッパ。リリース。
RIMG1874_1305.jpg

 13時を過ぎるとますます風が強くなってきました。
バッカンが滑り落ちそうになったり、相変わらずトラブル続きです。
RIMG1877_1306.jpg
RIMG1878_1307.jpg

 ウキは3Bに変えていました。
おもりを重くしないとハリスが入りません。
なんとか仕掛けが入ったと思ったら、ウキがシューっと沈みました。
レバーブーキを使いながら、取り込んだのはこの方でした。
RIMG1879_1355.jpg
サンノジでした。リリースです。
そのあとはガッチョが釣れます。リリース。
RIMG1880_1435.jpg


14時30分を過ぎた頃です。
ウキを沈めて、風の影響なしでやるべきなんじゃないか
と考えていた時でした。
風が吹いて、仕掛けを投げるときに異変に気付きました。
マスターモデルII 口太の先の1段目が縮んで落ちているようです。
やれやれと竿をビトンに置いて直そうと竿先をみると、
いちばん先のガイドのすぐ下で折れて、
カーボンの繊維でそれこそ首の皮一枚でぶら下がっていました。
NOooooooooo!!!!!!!嘘やろぉぉぉぉぉぉぉぉっぉ
またも磯の上で絶叫していました。
竿を折っていつも思うことは、そもそも俺に釣りをする資格があるのかということです。

 しかし、落ち込んでいる時ではありません。
竿先のガイドを失くさないよう、ガイドホルダーにしまいました。
気持ちを切り替えて、シマノベイシス1.7号を取り出しました。
「磯釣り秘伝」という雑誌を電子書籍で読んでいて、
その中で「1000釣法」という釣り方が紹介されていました。
道糸2.75号にハリス2.75号を10m直結し、00号のウキをハリスに入れて、
ウキ下ハリスの真ん中5mのところにウキストッパーを入れます。
ウキの重みで、ジワジワとウキごとハリスを海中に入れていく釣法です。
風が強い今日のような状況にぴったりだと思いました。
仕掛けはなんとかできました。
鬼才松田式直結結びを練習していました。
00号のウキもありました。

 やってみます。
投げて、道糸をまっすぐ張って、竿先を海中につけて、
道糸をフリーにするとなじんで、ウキがじわじわ沈みます。
あたりはなかなかありませんが、餌は必ずとられます。
相当下の方にも餌取りはいるようです。
良い感じで仕掛けは入りますがあたりがありません。
道糸をフリーにして様子を見ます。
あまり入れ過ぎると根がかりします。
水深は10m程しかないようです。

15時30分過ぎのことでした。
ハリスの先が絡んで、ほどいた影響でよれよれになっていました。
鈎をとって20センチ切って鈎を結び直しました。
そして投入してウキが沈んだらすぐでした。
道糸がシューっと走ります。
あわせました。
レバーブレーキを使いながら、慎重に寄せて、浮かせて、タモで取りました。
RIMG1881_1524.jpg
29.5センチの尾長グレでした。
ハードコート生オキアミに喰ってきました。

強風の中、苦労して獲った一匹です。
30センチ未満ながら、これは嬉しい一匹です。

さあ、これからです。
いけすにさかなをキープして、再び、投入です。
しかし、このころから表層に茶色の小魚が大量にわいてきました。
底にも満タンにいるようです。
RIMG1882_1710.jpg
ネンブツダイです。
赤ジャコとも呼びます。

 竿を上げると、強風に吹かれて、相変わらず道糸やハリスが絡みます。
ハリスもよれよれになってきました。
ブラックストリームはしなやかで良いラインですが、よれやすいラインでした。

 もう16時30分を過ぎました。風もやんできたので、
ウキをBに戻して、浮かべてやってみようと思います。
ハリスよれよれの部分を2m切って、ウキとシモリを入れてやります。
直結部分がウキ止めになったのでウキした3mです。

 磯際はネンブツダイの運動場になっていました。
なので15m程沖の泡目になんか雰囲気があるのでウキを投げてみます。
撒き餌もなんとか届きます。
17時1ごろ。
ウキがシューっと沈みます。
まあまあのコッパかと思った魚はイスズミでした。
リリース。
RIMG1883_1726.jpg
このころからやっと活性が上がってきました。
これが最後の一投といいながら入れた3投げ目。
コッパをリリースした後、再びウキが沈みました。
まあまあの引きで上がってきたのは、尾長グレでした。
RIMG1885_1750.jpg
25センチの尾長グレ。キープです。
17時30分。これで納竿しました。
片付けが終わり、ボーっと海を見つめていると、渡船がスズコから向かってきました。

RIMG1890_1802.jpg

18時。
無事乗船しました。
先に乗っていた若きルアー師に聞くと、
満足できる釣果ではなかったようです。
「今日は難しい日だった」
私は自分に言い聞かせるようにルアー師へ語りかけました。

港に帰ります。
RIMG1891_1814.jpg

 船長に状況を説明しました。
「大物のばらしはなかった?」と聞いてきたので、
「今日はなかった」と答えました。

釣果です。
RIMG1892_1821.jpg
尾長グレ 29.5センチと25センチ。

 以前、ここ熊野の箱島で強風にさらされて、手も足も出なかった時のことを思うと、
しょぼい釣果ですがなんか満足していました。

帰りは下北山村のきなりの湯で疲れをとり、レストランで唐揚げ定食をいただいて帰りました。
大阪の自宅に到着したのは22時30分でした。

 こんどこそ40センチ越えのグレを釣ってみたいものです。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック