FC2ブログ

兵庫県新温泉町三尾の磯釣り2018.8.29

 ヒラマサのヒの字も拝めなかった22日の釣行。
せめて、ヒラマサを一瞬でもかけてみたいという衝動にかられ、
29日の午前4時には再び三尾港に来ていました。
RIMG2152_0355.jpg
イカ釣り船の漁火が沖遠くに見えます。

 午前5時前には鳥取ナンバーのルアー師、
鳥取ナンバーのカゴ師
京都ナンバーのフカセ師
私以外の3名が他客です。
年齢の近いカゴ師とフカセ師といろいろしゃべりました。
フカセ師はフカセでヒラマサを釣ったことがあるようで、
いろいろ情報をもらいました。。
先週ヒラマサを釣った人がトップで釣ったので、
私は一夜干しのボイルオキアミを海面に流して、
うきした30センチで釣りたいというと、
「海面にいるベイトを喰っているヒラマサと、
ボイルオキアミを喰っているヒラマサは別で、タナが違う」
といいます。
これは昨夜予約の時に渡船の船長に質問して得た回答と合致する話です。
うきした30センチで流してみたいという私に船長は
「トップでということにこだわらなくていいです。
フカセなら竿1本から2本がうきしたです」
と言いました。
一生懸命ボイルオキアミを魚干しネットで干して、
浮くボイルオキアミを作って準備してきたことが無駄になりそうです。

 5時前、渡船に乗り込んでいた我々に、
新たにあわただしく乗り込んできた人がいました。
釣り雑誌のひとで、たくさんバッカンを持ち込んできていて、
我々も積み込みを手伝いました。
今日は取材だそうです。
バッカンを見たカゴ師の方が、
「もしかして○○さん来てるの?」と尋ねると、
雑誌の方は
「そうです、もうすぐきます」と言いました。
○○さんは釣りビジョンで、自分の番組を持っている程の方で、
磯釣り界のスターともいえる人です。
私はそんな有名人とこんなところで一緒になるとはと、大変驚きました。
すぐに○○さんが船に乗り込んできました。
シャイな方なのか凝視する我々の目線に少し、はにかんでいるようです。
長身で色白、釣り師のオーラがありました。
テレビで見るより男前です。
船が出港すると釣りビジョンのファンというカゴ師がいろいろ質問しました。
今日は磯である特殊な釣法でやるそうです。
「何が釣れるかわかりません」といっていました。
「それでフカセで釣るんですか?」と私が聞くと、
「そうそう、そうです」と答えてくれました。

 ○○さんと雑誌の方は茶釜で渡礁しました。
茶釜の先端がやはりいちばん釣れるのでしょうね。
たくさんの荷物の降ろしは、カゴ師と私で手伝いました。

 そのあと、ルアー師は白子島に渡礁しました。
京都のフカセ師が
「ここはルアーのひとが上がる磯。フカセでも釣れるけど、船長がルアーのひとを優先で渡すからなかなかフカセではのれない磯だ」と教えてくれました。

 次に呼ばれたのはカゴ師。
鋸の鼻です。

 次に呼ばれたのは私でした。
ババタレの手前の小さな小さな独立磯です。
フカセ師になんていう磯ですかと聞くと
「なんやったかな?知らない」といいます。
後で聞くとここは「ババタレ前」という磯でした。
RIMG2181改A_1302

 ババタレ前に渡礁すると、
「水深は10mです。がんばってください」
と船長はさわやかに言い残すとフカセ師をのせてさらに東へ去ってゆきました。
フカセ師は今日はグレ狙いだそうです。
RIMG2155_0525.jpg

ババタレ前はこんな磯でした。

 
 渡礁すると、一夜干しのボイルオキアミが、どんな感じなのか、試してみました。
RIMG2158_0535.jpg
RIMG2159_0535.jpg

 浮いています。
目論見通りです。

 船長や常連のフカセ師に否定された私のプランですが、
とりあえずそれでやってみることにしました。

 仕掛けは組んできていました。
RIMG2160_0547.jpg

タックルはこんなです。
■竿  シマノレマーレⅤ(3号相当)520
■リール シマノレマーレP5000DHG
■道糸 サンラインブラックストリームマークX6号
■ハリス シーガーグランドマックスFX7号→3号 →ブラックストリーム5号
■ウキ キザクラ 黒魂 DET1号+釣研ななめウキ中→キザクラ17’GTR0シブ→B
■ハリ フカセヒラマサ10号→尾長グレ9号→PEウタセ10号
■うきした 30センチ→2ヒロ→4ヒロ→全層誘導
RIMG2162_0552.jpg

組んできた仕掛けで早速はじめます。
1000釣法にヒントを得て、作った仕掛けです。
道糸に直結した10m7号のハリスの中で黒魂 DET1号+釣研ななめウキ中の2段ウキにして、ウキした30センチにして漂うオキアミに同調させます。
しかし、投げますが飛びません。
直結の結び目にひっかってラインが出ません。
あきらめました。
ハリスをひとヒロ半にして、黒魂 DET1号単独で、ウキしたふたヒロから探りました。

撒き餌も沈めないといけないので、マルキュウーのぶっ飛びボイルとよせアミを混ぜました。
浮くオキアミと沈むオキアミでいい塩梅になりました。
RIMG2164_0641.jpg

 刺しえはハードコート生オキアミの遠投用2L3Lを使います。
RIMG2165_0716.jpg

 やりましたが、何も喰ってきません。
エサトリがいます。
スズメダイとサンバソウの小さい連中です。
彼らにつつかれます。
一度20センチくらいの正体不明のサバっぽいのが釣れましたがバレました。
潮は6時から8時の間に、東へゆるく流れて、
そのあと、西に強めに流れる時間がありました。
しかし8時以降納竿まで潮は全く流れませんでした。

 8時ごろ、やっぱり底まで探るべきかと思いました。
ウキを変えます。
RIMG2167_0804.jpg
キザクラの17’GTR0シブにウキストッパーBをつけて、沈めてみます。
これはウキストッパーが重すぎたようで、すぐに根がかりしてしまいました。
あーやれやれと根がかりを抜こうと四苦八苦していると見回り船がきました。
思えば私は見回り船や弁当船が来るまでに魚を釣ったことがありません。
「だめです」というと
「がんばってください」と船長は言い残して、東へ去ってゆきました。

 8時30分が過ぎて、なんか釣果が欲しくなりました。
6月の末に折ってしまって、修理した
がまかつがま磯 マスターモデルII 口太 Mタイプ
でグレを釣ってみようと思いました。
RIMG2169_0848.jpg
リールは7月に衝動買いしてしまった
ダイワ 17インパルト 3000SH-LBD

ウキB、鈎はグレ鈎5号です。
早速、釣れました。
RIMG2170_0849.jpg
キュウセンベラ。
嫌いな魚です。リリース。

ふと見ると、地方と磯の水道が雰囲気あります。
反対側に行って釣りたくなりました。
立つべきところは波をかぶっていますが、潮も引いてきているみたいだし、
大丈夫だろうと思いました。

RIMG2171_0857.jpg

水道で撒き餌しながら探ります。
するとシューっとウキが沈みます。
釣れました。
RIMG2172_0906.jpg
コッパです。
かろうじて20センチ超えてますがリリースです。
ここで30オーバーが釣れたら締めて持って帰ろうと思っていました。
9時を過ぎたころでした。
ザサアーと後ろからひざ下くらいまで波をかぶって、
バッカンが流されて落ちました。
バッカンは撒き餌をまき散らしながら、海面を漂っています。
タモをここまで持ってきていなかったのでとっさに、
竿とリールの接続部を突っ込んで、
バッカンの持ち手に引っ掛けて何とか引き揚げました。
撒き餌はもうほとんどありません。

RIMG2173_0912.jpg

もとの場所に戻った私はこの後、3時間強の時間、撒き餌なしでどうやって釣ろうかと考えながらボー然としていました。
結局、撒き餌なしでグレ釣りを11時までボー然としながらやっていました。

RIMG2174_1009.jpg
釣れてもキュウセンベラ。
RIMG2175_1037.jpg
残った撒き餌をシャクですくってもニ、三匹のオキアミしかすくえません。
永谷園のお茶漬けのあられみたいやなあと思って見ていました。
11時、後1時間。ここで特エサとして持ってきていた、ウタセエビの冷凍で、
撒き餌なしでもヒラマサを狙うべきだと思いました。
あとで思うとこの2時間は無駄で要らないことをしていた時間でした。

RIMG2176_1107.jpg
RIMG2179_1211.jpg

レマーレの竿とリールのタックルにキザクラ17’GTR 「B」 をつけて、全層誘導でやってみます。
ウキは浮いているので、根がかりはありません。
仕掛けはさほど入ってないようですが、
何かしらあたりはあります。エサトリですが。
やはりウタセエビは反応がいいです。
皮をむいてむき身でつけたりもしていました。
チャリコが釣れたりもしました。
RIMG2178_1145.jpg

12時(正午)を過ぎました。
むき身を刺して入れていた時です。

ウキが若干沈んだのであわせて巻くと、
シャアアアアアアアアアーとリールのドラグがすごいスピードで出てゆきます。
今まで経験したことのないすごい力で竿曲げます。
ドラグをほんの少し締めようかと右手をリールに持ってきた瞬間、
切られました。チモトでした。ハリス3号。
喰いが悪いので細くしていました。
しかし、こんな強烈な魚の引きを経験したのは初めてです。
魚の姿は見られなかったけど、これはヒラマサだったと確信していました。
この後、ハリスを5号に変えて12時40分まで粘りましたが何もきませんでした。

13時渡船が迎えに来ました。
RIMG2180_1257.jpg
乗船すると、すぐに船長から
「どうでした?」と聞かれました。
私は一回ヒラマサがかかったが切られた。
「ドラグがすごいスピードでシャアアアアアアアアアーと出た」
と興奮気味に語りました。
すると、船長が前方をみて、
「ほら、そこにヒラマサがいます。そのナブラ」
 
この後、15時迎えのフカセ師のところに見回りで行くと、
「全然だめ」
鋸の鼻のカゴ師を迎えに行くと、
「全然だめ」
白子島のルアー師を迎えに行くと
「全然だめ」
どうもヒラマサが喰ってきたのは私だけだったようです。
潮が動かないのでどうしようもないといっていました。

帰りに茶釜の横を通りました。
○○さんは15時迎えだそうです。
特殊な釣法のせいか、茶釜の先端には海鳥がたくさん来ていてナブラみたいになっていました。
はたして釣れたのでしょうか。
雑誌が楽しみです。
RIMG2184_1309.jpg

 下船後、改めて船長に報告すると、ハリス3号を残念がられました。
喰いが悪かったから、細くしたというと、太さに関係なく喰ってくるそうです。
少しだけでしたが、ヒラマサの強烈な引きを体験できて、楽しかった。
「次は必ず、獲ります」
私は船長に言い残すと、三尾を去りました。
帰りは、ユートピア浜坂でいつもよりゆっくり目に温泉につかり。
3時間半で大阪に帰りつきました。

ヒラマサを釣るという新たな人生の目標ができました。
生きてるってありがたいことだと最近よく思います。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック