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タテ釣り_2016.8.24_三重県鳥羽エリアの釣り船 その2

その1からつづき】
出港前に仕掛けが1組船長から配られました。
仕掛けは、釣り船にとって、秘密事項であるようなので、
市販品ですが、パッケージをさらすのはやめにします。
ある有名メーカーの仕掛けです。
地名がついていて、まず、大阪では売っていないものです。
概要はハリス5号、幹糸6号、鈎はある特殊な真鯛鈎9号の5本鈎。
エダスが40センチありました。
和歌山のアンダーベイト落とし込み釣り仕掛けは、
幹12号、ハリス10号くらいという超太仕掛けなので、
こちらの仕掛けはずいぶんと細仕掛けであると言えます。
そうなると、釣法も違ってくる。これはのちに痛感することになります。

 クーラーを置いたのは私が先だったので、
左舷操舵室横に釣り座をかまえました。
常連さんは左舷トモ側の胴。
左舷に少し離れて、並んで釣ることになりました。
 
 5:20に出港した船は、港の沖40~50m付近でポイントを探ります。
今回のタックルは竿は7:3調子グラス竿で、ビーストマスター3000に、
PE4号を350m巻いています。
40ポンドのショックリーダーを10mノーネームノットで結びました。
錘は船長指定の60号。
私も探検丸でベイトを探索しました。
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 船長より、投入の合図。ベイトがいます。
「底は40m。20mから40m。底から2~3mに反応ある」

 探検丸では20mからボトムの40mまで中心赤、周りは黄色。
良い反応です。

 私は20mで仕掛けを止めて、ベイトがつくよう揺らして誘いを入れました。
今回は、カウンターと、道糸の印がぴったりとあっていて、感動しました。
こんなことは初めてです。
説明書を読み直して、道糸を巻きなおしたのです。
俺は成長している、今日はいける。そう思いました。

 操舵室から船長が「仕掛けは常に動かす。仕掛けを止めて振るのがいちばんあかん」
スピーカーから私に指導がありました。
和歌山の船で、ベイトを誘って、できるだけ付けて、付いたら底に落とす。
と習っていたので、戸惑いました。
 そうこうしていると、常連さんにあたりです。
「なんかかかった」と船長に目で合図しています。
大物のようです。
船長はタモをもって駆けつけます。
上がってきたのは、大きなサワラ。
80センチありました。

 私には何も喰ってきません。
ベイトは小さな8センチ程のイワシで、竿にかかった反応が分かりません。
ついて上がってきたイワシをクーラーで保管しておくよう船長から指示がありました。
「いけすではなくてクーラーに?」私が確認すると、船長は無言でうなずきます。
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 何か所かベイトを追いかけ、ポイントを移動します。
どうも同じ群れを追っていると分かってきたのは終盤のことです。

 常連さんには、真鯛、ヒラメ、アオハタなどが釣れますが、
私はこんなです。
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 手のひらサイズのタイが2匹。
リリースすべきですが、いけすでキープしていました。

 このタテ釣りは大物真鯛狙いの釣りであるということが、
船長の指導を聞きながら、分かってきました。
子アジ、子サバは鯛が喰ってこないからはずせ。
ベイトの下に鯛の反応。

 あたりがあって、鋭くあわせると。かかりません。
「あわせたらあかん!巻きあわせであわせる」
船長がスピーカーで指導です。
次のあたりがあって、巻いてから鋭くあわせると、
「あわせたらアカン言うてるやろ!!」
巻くだけで、あわせを入れたらダメなようです。
同じ真鯛釣りでもウタセマダイとえらい違いです。
ウタセマダイでは、あわせを入れないと釣れないと何度も指導されていました。
そうこうしているうちに、満潮となり、潮が止まって、あたりがなくなりました。

 いつの間にか、11時を過ぎていました。
また、ボウズか。メゲそうになりかけていましたがあきらめず集中していました。
船長からの指導がようやく理解できてきていて、仕掛けを指示棚で上下に動かしていました。
「落として、巻き上げてくる時が、よく喰ってくる」
「良い反応が出てきた」
クーラーのイワシを上の方の鈎につけて、底から2~3mに落として。

「早く!!」

後ろの操舵室から船長がせかします。

私はその通りにすると、まさにその付近で、重くて鋭いあたりがあります。
巻きあわせしていると、三段引きです。
大きめの真鯛のようです。
しかし、ほどなくばれました。
振りかえって、船長を見ると、天を仰いで落胆していました。
「ドラグがきつい!」船長が言うので、
私がひっぱって見せると、「そんなんでもきつい」と言います。
「そんなことしてるからいつも小物しかよう釣らんのや」
「手で引っ張って、普通に出てくるくらいやないと、大物には対処できん」
「はい、緩めたら、イワシ付けてすぐ投入、早く!!」
私は船長の言うとおり、すぐ投入すると、またその付近であたりました。
巻きます。ドラグが緩いので、空回りしたりしながら、ゆっくりと上がってきました。
浮いてきました。大きな真鯛です。50は、あるのではないでしょうか。
いつの間にか、常連さんが横にたもをもって立っていました。
頭からすくってもらい、いけすにタモごと入れてくれました。
「ありがとうございます」私はお礼をいいました。
常連さんが自分に釣り座に戻ると、「やっと獲れた」と独り言が出ました。
船長には聞こえていたはずです。
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50はなく、46センチでした。
キープしていた手のひらサイズの小鯛くん2匹はここでリリースです。

 この後、常連さんに大物のあたりがありましたが、
残念ながら切られていました。
常連さんが「今日はハリスがよく切られる」というと、
船長が、
「どんだけ、ばらしてんねん」
と大声で怒っていました。
これだけたくさん釣って、上手な常連さんがこれだけ怒られるのには、
驚きました。

 今日は終盤に良い反応があったようで、12時20分まで延長して納竿です。
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港に戻ります。
今日の釣果。
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真鯛のほかに、ベイトで釣れて、船長に意味がないから外せと言われた、
小サバやマルアジもお持ち帰りします。

 港で女将さんに私が「46センチは真鯛の最高記録や」というのを
常連さんに聞かれていて、笑われました。
高齢の紳士というかんじの常連さんは、あれだけ釣っているのに、
怒られたにも関わらず、
「今日はありがとうございました、また、宜しくお願いします」
と律儀に年下の船長にお礼を言って帰られました。
 私が、お金払って、顔洗って、手洗い終わると、船長が船の片付けを終えて、
上がってきました。
「なんか片岡さんには魚が寄ってこんな。不思議や」
「まあ、俺はなんの釣りでもそうやけどね」
「それはよくわかってる」 つづけて、
「それにしても今日は本当に良い魚探の反応やった」
船長は本当に残念そうでした。
私は「うまい人が乗ってたらもっと釣果はよかったんやろうけどね」
というと。
「うちの船にはうまい人はおらん」
船長はこの港のシンボルである はるか沖の岩礁の方をながめながらつぶやきました。

 船長の釣りに対する熱意に惹かれてたくさんの釣り人が遠方からやってきます。
私もそのひとりです。

潮:小潮
竿:アルファタックルディックスティックセブンスリー241
リール:シマノ ビーストマスター3000
仕掛け:船長支給(○○○チョクリ)
釣果:マダイ46、小サバ20×3、マルアジ10~25×2匹、手のひらサイズマダイ2匹リリース。

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