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タテ釣り_2016.9.10_三重県鳥羽エリアの釣り船 その2

その1からのつづき

 この船のタテ釣りの釣法はあらかじめ、磯釣り師 I氏にはメールで伝えていました。
・仕掛けはタナの間を上下に動かす。
・ベイトはイワシのみ。イワシはクーラーで保存。
・かかったら巻き合わせで、決してあわせない。
・ドラグはゆるゆる。
・狙いは大きな鯛
I氏も私と同じ和歌山県白浜の釣り船でアンダーベイト落とし込み釣りを経験済みで、
少し勝手が違うなと言いながら、自分なりに消化しているようでした。

 クーラーをいちばん前に置いた我々は、常連さんたちに、断りをいれて、
左舷ミヨシに、I氏。並んで左舷操舵室横に私が釣り座を構えました。
今回も船長にアドバイスをもらいながら釣るという魂胆です。
常連さんたちは右舷に3人並びました。

 12時出港です。
今回配られた仕掛けは、前回と違っていました。
船長に聞くと、業者が前回の仕掛けを段取りできなくて、変わったということです。
今回の支給仕掛けは7本鈎でエダスが10センチ程しかありません。
鈎にサバ皮がついています。

 出港した船は、いつもと違う方向、伊勢湾の奥へと進みます。
海上はなぎで、風もあまりありません。濁り潮のようです。
「いい色の潮ではない」I氏が呻きます。
12時20分ポイントに到着。
「はい、やって」船長の合図で投入です。錘60号。

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今回のタックルは、真鯛狙いということで、
ウタセマダイで使う、がまかつがま船真鯛ハイパースペックのロッド。
リールは前回と同じ、シマノビーストマスター3000ですが、
PE2号を300m巻き、ショックリーダーとしてフロロ6号を10mノーネームノットで結びました。
探見丸はこの釣りには欠かせません。
早速、ベイトが映ります。
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 画像よりもっと大きなベイトが映りますが、イワシが鈎につきません。
13時過ぎてもつきません。
船長が右舷ではハマチがあがったと言ってきました。
ベイトがつかないと言うと、おかしいな、右舷はついてる。
下手なんとちゃうかといってきます。
ベイトが去り、ポイント移動すると13時30分過ぎ、何やら鈎につきました。
底に下げてみますがなにも当たりません。
右舷ではハマチがダブルで上がった、マダイが釣れたと景気が良い話になっています。
すると、I氏にヒット。
私がタモをもってI氏のもとへ行こうとすると、船長が、
「ハマチや、引きぬけ。タモであげると他の船が寄ってくる」
周りにはジギング船、職漁船、プレジャーボートがいます。
I氏はハマチを3匹ほど連続で釣りあげました。
私には何もかかりません。
どうも私だけ何も釣れていないようです。
いつものパターンです。こんなことを毎回やってます。
すると、引きはまあまあだが、魚は小さいといういつものあたりがありました。
やっぱりこいつでした。
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操舵室から船長が顔を出し、
「おお真鯛や、よかったなあ」とわざとらしく言うので、
「写真撮ったらこんなんリリースするで」と答えました。
「こんなん持って帰ってたら大鯛は釣れん」
私は船長に大見得を切って、リリースしました。

 するとI氏に大物っぽいあたりがありました。
巻きあわせで対応しています。船長が出てきて、タモをかまえます。
タモですくわれたのは55センチの真鯛。I氏やりました。うれしそうです。

 そのあと、I氏はアコウ(キジハタ)、ハマチ、60センチのマゴチなどどんどん釣りあげます。
それを横目で見ながら、私もがんばりますがベイトはなかなかつかない。釣れない状態です。

 15時を過ぎると潮がとまり、ベイトはいるがまったく鈎につかないという状態になってしましました。
ふと、海上に灰色の電柱くらい太さの丸太のような海獣生物が複数いるのを発見しました。
船長に「あれは何?」と聞くと「スナメリとイルカや」という答えが返ってきました。
「ああいうのがおると魚が逃げてしまうもんじゃないの?」と聞くと、
「それでさっきから苦労してまんねん」と魚探を眺めながら船長は呻きました。

 こうなると、夕まづめにかけるしかない。
今回はベイトのイワシがあまりかからず、クーラーの中には2匹しかいません。
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一発逆転を狙うにしても厳しい状況です。

そうこうしているうちに、日が暮れてきました。
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 ベイトの付きがよくなってきました。
すると、I氏に大物がかかったようです。
「横にはしる」とI氏が言うと、船長は「サワラやな」と言いました。
横で聞いていた私は思わず、「サワラやったら、できすぎやで」といってしまいました。
I氏はさすがに長年磯釣りや船釣りをしてきただけあって、うまくやり取りしながら、
魚を引き寄せます。いつも私にはうるさい船長もI氏にはなにも言わず、見守ります。
船長はタモではなく、柄付きのギャフをもってI氏の横に立ちました。
船長に一発でひっかけられ、上がってきたのは90センチのサワラでした。
今日はI氏のワンマンショウーを観ているかのようです。

 そのあとすぐでした。やっとです。なにか大きなものがかかったようです。
I氏とオマツリしながら上がってきたのは、45のハマチと30のマアジのダブル。
I氏にもハマチがダブルでかかっていました。
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「小さい鯛を逃がしたから、ちゃんと返してくれたんやろ、
よかった、よかった、これで全員お土産ができた」
船長はほっとしたように、操舵室から声をかけてくれました。

 「さあ、時合やぞ、すぐ入れろ」船長が大声で叫びます。
しかし、そのあとは、ばれたりして何も釣りあげることはできませんでした。
17時50分納竿です。
港に帰ります。
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 今回はI氏の実力をいやというほど見せつけられました。
他の常連さんもたくさん釣れたようです。
機嫌の好さそうな船長の笑顔に見送られて、大阪へ帰りました。
次はウタセマダイ釣りです。今度こそ、大鯛を釣ってみたいものです。


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