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三重県熊野の磯釣り2017.3.9

 前回2/25の磯釣りは完全な坊主で、到底納得できる結果ではなく、
今回、渡船の予約を入れて、港に着いたのは前日の夜23時過ぎ。
港の駐車場には車は1台もありません。
磯釣りの師匠である磯釣り師 I 氏は平日でもあり、こられません。
私はなんとか仕事の都合をつけ(w)ここにやってきました。
基本土日祝日も仕事なので、ここは勘弁してやって下さい。

 今回、新アイテムとして、車中泊のマットを購入しました。

低反発マットレス 四段折りたたみ式 柔らか マット お昼寝 車中泊 アウトドア (ワインレッド)


自宅で仮眠して、夜中に走ってくるより、現地で睡眠をとった方が、
当日帰りの道中で睡魔に襲われることが少ないと体得したからです。
23時半にマットを荷台に敷いて、夏用シュラフに潜り、毛布を2枚かぶって就寝しました。
目覚めたら5時前、すでに数台の車がとまっていました。
支度をしていると、どんどん車が入ってきて、
2017年3月9日6時前の出航時間には、25人の釣り客が集まっていました。
平日に渡船でこれだけ人が集まるとは驚きました。

 乗船名簿に記入して、出港です。
IMG_0216.jpg
スズコの西から日の出です。
IMG_0220.jpg
人気のスズコにはなぜかひとりだけが渡礁。
井内浦の沖を行ったり来たりしながら、地かたの磯、かもめ島、大和島に
お客をどんどん下ろしていきます。
私にはなかなか声がかかりません。
そうこうしているうちに、船上は60なかばの常連客の方と私だけになってしまいました。
船はマブリカに向かっているように見えます。
私は「とうとう名礁マブリカに上がらしてもらえるのか」と思って、
胸がどきどきしてきました。
IMG_0218.jpg

 ところが船は陸にどんどん近付き、昨年夏に最初に上がった「モタレ」を通り過ぎ、
小さな小島に近づきます。
船長が、振り向いて、「二人ここで」といいます。
「タナを5ヒロとらんと喰ってこんから」といいました。
私は下手なので長仕掛けが苦手です。
少し憂鬱になりました。

 ここは磯崎港のすぐ沖にある、「箱島」という磯です。
一緒に上がった常連さんは、渡礁したとたん、
「まさか箱島に上げられるとは」と私にぼやくように言ってきました。
見たことのない私に、常連さんは「ここで並んで釣ろう」
「こっちの方向に竿を出すと釣れる」
「ここは数は釣れるところだから」「そこの平らな所で釣りなさい」
いろいろ親切に教えてくれます。
箱島の南側、マブリカを正面に見て竿を出すことになりました。
南東部です。
IMG_0233.jpg

 海面はなぎ、風もありません。天気も晴れそうな感じです。
水温は15,5度です。
撒き餌を作ります。
生オキアミ、ボイルオキアミ各3Kgに集魚剤1袋をまぜます。
集魚剤はダイワの遠投用を使ってみます。
今回はオキアミを細かく刻んで、シャクでまとめて飛ばせるよう作ってみました。
刺しえはボイルMと生Sの両方用意しました。

 前回インターラインの竿でトラぶって苦労したので、
外ガイドの磯竿を買いました。
シマノ ラフィーネ1.2号5m。

シマノ ロッド ラフィーネ 1.2-500

この竿を選んだ理由は、ユーチューブで男女群島に遠征した人が、
ラフィーネの2号で40オーバーのクチブトグレをタモも使うことなく、
何本もゴボウ抜きにしているのを見たからです。
シマノの竿は強くてしなやかという印象があって、最近はシマノの竿ばかり買っています。

 仕掛け作りは、時間がかかっていました。
その間に隣の常連さんが、グレを釣りあげているようです。
7時過ぎに第一投です。
道糸2号、ハリス1.5号。
ハリスは3ヒロとってみました。
ウキはBでサルカンの上にG3、ハリスの真ん中にG3を打ちました。
ウキ下は船長の指示通り5ヒロです。
鈎は4号のグレ鈎、がまかつのテクノグレというのをつけてみました。
常連さんが子アジがまわってきてると言っています。
潮はあて潮気味でマブリカに向かって、右から左に流れています。
仕掛けがなかなかうまく入りません。
鈎のチモトの上にG5を打ってみました。
なんとか入ると子アジが2匹立て続けに釣れました。
ウキが遠慮がちに入り、あわせて掛けると引きもたいしたことなく、
餌取りが釣れたとすぐわかりましたが、久々に魚が釣れたので、
今日は行けるんじゃないかと思いました。
 
 ところが、そのあと、アジも釣れなくなり、少し風が吹き始めていやな予感がしました。
今回も弁当を頼んでいたので、それまでにコッパグレでもいいから釣れてくれ、
と念じて釣っていましたが釣れません。8時過ぎに弁当船がやってきました。

 舳先のおやっさんは真っ赤な合羽を着ていて、
今日はえらい派手やなと思っていました。、
近づいてきてみると、おやっさんではなく、おねえちゃんでした。
仕出し屋の娘さんなのでしょうか。娘さんは「どーですか?」と聞いてくることもなく、
無言で弁当を差し出してきたので、タモで受け取りました。
代わりに操舵室から船長が両手を胸の前で50センチほどの幅で立てて、
「釣れた?」とスピーカーを通して聞いてきました。
「アジ2匹」と大声で答えると、船長は「アジか.........」と言い残すと、
仕出し屋の娘さんを舳先に乗せたまま次の磯へと去ってゆきました。

 弁当はこんなでした。今日は天ぷら盛り合わせ弁当です。
温かいお茶付きで¥500です。
IMG_0222.jpg
腹が減っていたのですぐにいただきました。
釣れていないので、今回も景色を楽しみながらというわけにはいきませんでした。

 すぐに釣り再開しましたが、風が本格的に吹いてきました。
上潮があて潮で押し寄せ、仕掛けが風に吹かれて投げられなくなってきました。
いつの間にか常連さんはリールを両軸リールに変えてズボ釣りをしていました。
私が常連さんに風下になる島の東で釣ってみるというと、
それがいいだろうということで、私だけ移動することにしました。
磯崎港を正面左に見て釣ってみます。
IMG_0224.jpg

 ここでは潮が正面に向かって流れているように見えたので、
ウキを0号に変えて、全層沈め釣りをやってみようと思いました。
やってみますがうまく仕掛けが入らず、沈まないし、
潮も上滑りしているようで、下の潮は動いていません。
仕掛けは流れない、何も釣れませんアタリもありません。
刺しえは時々つつかれた様子はありますが、無傷なことが多い。
師匠のI氏にメールをしてみました。
「箱島に上がりました(笑)風が強くて釣りになりません」と。
すると「ズボ釣りしてみたら?」と返ってきました。
ズボ釣りをしている常連さんもダメだと言っているので、
私がやっても無理に決まっています。
やりかたもわかりません。

 この後、島の北側で、対岸の鬼ヶ城を正面に見て、釣ってみることにしました。
IMG_0227.jpg
ここでウキを大きめの3Bに変えて、おもりを多めに打って、沈め気味で流してみることにします。
強い風が吹き、上潮も左から右へ流れますが、下潮は動いていないようです。
餌もつつかれていますが、アタリはありませんでした。
ここらから今日もダメかもとあきらめムードでした。

 あかんなと思いながら、常連さんの様子を見に行きました。
常連さんも釣れていないようです。
ガシラの大きめが1匹釣れたけどあとがないと言っています。
常連さんの釣り座の左に切れ込んだ場所がありました。
そこからサラシが出て、いい感じです。
こんなところでした。

常連さんに断ってここで竿を出してみることにしました。
一度、ガシラらしきあたりがあって、根に潜られそうになりましたが
鈎はずれです。
ここもダメでした。

 今度は島の西の先端で釣ってみます。
あて潮の先端ですが、水深は深いようです。
風が強くて投げられないので、際にウキを落とします。
やってみますがここもまるっきりダメ。
すると常連さんが、「ボラいらんか?」とタモに入れたまま持ってこられました。
見ると大きなボラです。サワラかワラサに見えました。
60はあったのでは。
気を使っていただいて、本当に申し訳なかったのですが、
丁重にお断りしました。
リリースされていました。

 最後は、最初の釣り座に戻りました。
風が少しやんだので、戻ってきました。
常連さんと並んで釣りますが常連さんも釣れていません。
私もアタリもないし、釣れませんでした。
風が再び強くなり、爆風の一歩手前です。
私が持ってきた、ビニール袋を飛ばしてしまい、
熊野の美しい海を汚してしまいました。

 ここで釣りが不可能となり、13時納竿です。
片付けでショッキングなことが起きました。
新しい竿ラフィーネをひと継ぎごと、タオルで拭きながら、
丁寧に納めていると、最後のいちばん先の部分を折ってしまいました。
竿を折ったのは久しぶりです。
やっぱり自分はがさつ過ぎて、磯釣りは無理なのではと思ってしまいました。
磯釣りは道具も、仕掛けも、仕掛けの入れ方も、あわせも・・・・・
すべて繊細です。
なんか落ち込みました。

 片付けが終わると、常連さんと話しながら、迎えの船を待ちました。
常連さんは、こちらの出身で、ある都市で働いていたのですが、
定年後、地元に戻り、毎日釣り三昧の日々だということです。
いろんな釣りをされているようで、
様々な釣りの話を興味深く聞きました。
聞きながら、私はこれが俺の理想の人生やなと思いました。
私は、親から商売を継いでやっていますが、貧乏暇なし、金も無し、
商売も下手、結婚も遅かったので、50半ばを目前にして、
子どもはまだ中学生と高校生です。

お金はいらないから、こんな常連さんのような老後を長く楽しんで、
最後はひっそりと誰にも知られず、終末を迎えたい。
マブリカを見つめながら思っていました。
IMG_0229.jpg

 帰りは、下北山村のきなりの湯で温泉に入り、ノンアルコールビールで喉をうるおして、
ミートスパゲッティーを食べてから、大阪へ4時間で帰りました。
今度こそ、グレ(30センチ以上)を釣ってみたいものです。

コメント

No title
箱島とは酷いですねー(笑)
私も乗ったことが無いわけじゃないですがモタレや横石と同様に時化で表に出られない限りまず乗らない磯ですよ。時化た時や秋の地寄りで石鯛や石垣鯛が釣れる時期ならまだ乗らない事はないですが…
どうにも熊野はお勧めし難い場所なのですが、こだわり等がお有りならば同じ熊野の別の渡船屋を変えてみるのも一つの手だと思います。

私が以前いて今も連絡(お誘い)がある小さな釣りクラブが大阪にあるんですが、よろしければ一度一緒に行かれてみては如何かと思います。そのクラブは主に宇久井で月例釣行会をやっていて今年はよく釣れていると聞きますし、グレ釣りが上手い人がいますので色々と話を聞くことも可能かと思います。

いずれにせよ、場所の選択が重要だと思いますので、色々なところに目を向けてみてはいかがでしょうか?
コメントありがとうございます
同じく大混雑だった2/25の時も箱島に上げられている組がいて、私は「かわいそうに」と思っていましたが、今回自分があがることになるとは思いませんでした。カモメに上がれたのはI氏の顔だったと思います。
師匠のこともあるので渡船を変えるわけにはいかないですね。

宇久井ですか。紀伊勝浦や串本は黒潮が接岸するので、以前から興味がありました。4月に一度ひとりでいってみましょうか。渡船は「U釣りセンター」とM渡船の二つあるようですがどちらがお勧めですか?

釣りクラブのお話ありがとうございます。宇久井に行ってから、考えさせてください。
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Re: No title
いろいろご親切にありがとうございます。
情報は確かに受け取りました。
おすすめのことは自分なりに経験をもう少し積んでから、
にさせていただこうと思います。
いずれにしても、宇久井は訪れてみたいと思います。
またレポートいたしますので、よろしくお願いいたします。
いずれ時期が来ればお願いしたいと思います。

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